思い出なんて、もういらないから。痛くて甘い想い取り戻そう。
2年生の春、新学期は出会いやらなんやらで期待してしまうものであるが、主人公「國見 洸太郎」は過去の出来事を引っ張ったまま前に進めないでいた。その過去がきっかけで趣味であった小説も書くことが出来ない。そんな主人公が何かに期待できるわけもなく、今日もだるいと思いながら始業式へと向かう際中、見知った幼なじみでもあり、小説が書けない理由でもある「姫野 星奏」と再会し、物語は動き出す。専門科に行ったはずの「新堂 彩音」、学校の生徒じゃないのに花壇にいる少女「小鞠 ゆい」、主人公の所属する「文芸部」の存続にかかわる話をしてくる生徒会長「四條 凜香」そんな少女たちと主人公の純愛物語。
そんなかんじで、転校したはずの幼なじみと再会してなんやかんやあって文芸部に入ったり、主人公が小説を書いたりしようと頑張る純愛イチャラブゲーです。
キャラデザが可愛いのはもちろんですが、ルートに入る前ですら日常がとてもほんわかしていてキャラの魅力を理解しつつサクサク読み進めることが出来ますし、ルートではそのキャラに特化して魅力が超前面に押し出されてだいたいみんな好きになっていくのがとてもシンプルでよかったです。（ただ1ルートを除いて）。
純愛イチャラブゲーなので推奨攻略順とかは一切ないですけど星奏ルートだけは最後にしましょう何があっても最後にしましょう。星奏を途中に選んでしまったあなたはこのゲームを積むことになってしまいます。
星奏ルートがほぼすべてで賛否が分かれている作品ですが、そこまでの共通、他3人のルートは文句なしにいいのでぜひともプレイしてみてください。