見どころは晴子の葛藤
シナリオは3部構成で晴子と観鈴の生活、1000年前の夏の話、未来の話と原作に近いです。
特に晴子と観鈴の生活では晴子が観鈴に何もしてやれないことへの葛藤を詳細に表現したのが原作にはないので新鮮でした。
1000年前の夏の話で、神奈が呪いをかけられる云々は原作通りです。
ラストの二人の子供が原作では観鈴と往人を想像させているが、本作はかんなとりゅうやになっている。
シナリオはAIR原作の裏側がメインなのかもしれないです。
晴子と観鈴の生活から本編のような話になり、観鈴が神奈の呪いを解くこと（1000年前の夏の話）で転生（未来の話）したという流れですかね。
シナリオは短くオリジナリティがあまりなかったので、物足りなさがありました。
シナリオ以外では曲はAIR初回版のオレンジのCDから読み込ませるのだが、未所持のためBGMなしでプレイ。
システム周りはスクロール不可、Ctrlでのスキップ不可、バックログなしと現代のシステムに慣れていると不便。
あとおまけで観鈴と往人がトランプをするADVがあります。