Keyは健在でした
久々のKey作品をプレイ。
無印よりもキャラが増えメインヒロイン昇格とそれに伴うルートの追加、日常パート追加、島ポン(卓球...?)、主題歌の追加等色々ボリュームアップしました。
まずはシナリオ。
うみ
最初に入ったルート。無難に選択肢を選んでいたら入っていました。
親への不満を抱えた子供たちと秘密基地で立てこもりをする話。
過去に引きずられ逃げてきた羽依里が、前に進めるようになる救いのあるエンドでした。
静久
おっぱいキャラ。
娘がいい人生を歩めるように助言しなくては気が済まない母とそれによって嫌なことがあると縁切り(忘れる)をする静久の話。
母が海の家にやってきてカレーを流しに捨てるシーンはきつかったな。
猫の神様云々の伝承とミケネコに関しては疑問が残った。
のみき
一番わかりやすく、のみきの心理描写が丁寧だった。
のみきと少年団執行部の活動をしているうちにのみきの両親について迫る話。
発売前からカオスと言われていたが、本当にカオスだった。(まぁのみきの夢の中だから問題ないんだけど)
特に「むちゅー」のシーンは最高。
また、三者面談のシーンはいい終わり方だった。
識
今回新ヒロイン。
やけにおむすびにこだわったり、情緒不安定だったり、薬草に詳しかったりかなり変わった子。
識は150年前の鳥白島からやってきていて津波から島民守る役目があったために報われないキャラとなったのが残念。
識にはずっと笑ってもらいたかったな。
ALKA・Pocket
未来では母親を知らない羽未が、おかーさんと夏休みを過ごしたいという一心で過去に戻り、長い長い夏休みを繰り返しその結末が変わらないのはつらい。
また、自分という存在が無くなってでもおかーさんに幸せになってもらいたいという懸命さがよりそう感じさせた。
ラストで識?がうみを未来に意識を送るわけだがこのシーンがちょっと強引な感じがした。
しかし無印の頃も3人で暮らせる雰囲気は漂わせていたのでそれを見れたのはよかった。
謎なのは鏡子と瞳(しろはの母)で色々情報が足りなく疑問が多く残った。
島ポンはこれだけで一つのゲームにしてもいいんじゃないかっていうくらい出来がよかった。
ラケットが無くなったら手とかアイテムを使ってピンポン玉を弾き返したりもはや卓球ではないよね。
また、優勝した後の話は笑いました。
総評としては今までのKeyより泣きは少ないが、日常シーンや過去のネタが踏襲されていてKeyは健在だと感じました。
また、原画や歌手が変わったことで今までのKeyとは違った新しいKeyになっていると感じました。
楽しい夏をありがとう!