KanonとAIRを混ぜたような作品
会社がVAということもあってKanonとAIRと似ているなと感じました。
特にキャラ設定(口癖やもともとは動物だったが人間として接している)や幼児退行、現世での月が冬なのはKanonから、龍神と人が恋をして悲恋となり雪が現世でも続いていることや龍神時代が夏であることなどはAIRと似ていると感じました。
そのため初期のKey作品が好きな人であれば好きになれると思います。
ストーリーに関してはつじつまが合うよう作られていて伏線も回収されていてよかったと思います。
キャラ設定に関しては不満でした。
まず、主人公が好きになれませんでした。
自信家な設定にしたいのだと思いますが、人に命令するが自分はしなかったり決めつけや自分の意見が通るまで下がらないことや夢の中だから何をしてもいいと考えているところとかテキストを読み進めていてとても不快になりました。
あとは澄乃の口癖の「えう」もKanonのあゆの「うぐぅ」を似せているのだと思いますが、Kanonの場合は毎回使っているわけではなくキャラの特徴の範囲に収まっていたのでよかったのですが、SNOWの場合、返事と同等に「えう」が使われとても不快でした。
第一印象が好きだっただけにとても残念でした。
暗黒SNOWはおまけ的立ち位置でHシーンも残虐シーンもなくあまり面白くないのでやらなくてもいいかなと思います。
雰囲気は好きなのでもう少しキャラ設定や、ストーリーも+α要素があると面白かったのにと感じました。