ひよゲー
前世と泣きべそ鬼と紅葉伝説、そして若による巻き戻しによってシナリオは複雑化されていました。
テーマは「優しさ」でありとても考えさせられました。
優しさとは何か、優しさとは痛みを伴うものであると。
物語の根本は若にあり、善意でも悪意でも悲劇が生まれるなら心がない枯れた世界を作るというところにあります。
そして笹丸が彩生祭で秋を完成させることで呪いが発動してしまう...。
シナリオに関しての唯一の不満はラストがハッピーエンドすぎることですが、全体的にみてとても面白かったです。
メインヒロインはひよだけであり分岐はないです。
まさにひよゲーです。
やっぱりひよを推したいですが、他のキャラもいい子が多いです。
笹丸もいいところはあるのですが、設定上鈍感というところが、イライラを通り越して呆れてしまうところがありそこがマイナスでした。
元からシナリオゲーとして買っているのでhシーンがほぼないのは妥協です。
演出も凝っていてBGMも素晴らしくよりゲームを華やかにしています。
特典ディスクも面白しろく満足です。
秋を代表する作品でした。