O Freunde, nicht diese T�ne! sondern lasst uns angenehmere anstimmen, und freudenvollere. ※長文感想は日本語ですのでご安心ください
もうなんか、ひたすら長ぇぇぇぇ! ミドルプライスとは思えないボリュームに大満足。
ファンディスクらしからぬ形式といい、正式な続編と言ってもほぼ差し支えないレベルの作品です。
ボイスが付いて智の可愛さも1.5倍!(当社比)
もちろんエロシーンでもボイス完備。一部智のほうが犯されてるような錯覚を(ry
一言感想の意味は軽くネタバレになりそうなので最後に書くとして。
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まず、OHPのStoryに書いてある通りこの作品の構成は
「本筋」と言える流れの途中にサブヒロインのルートとかがあったりなかったり…な感じです。
章に分かれていたりするんですが、サブヒロインの攻略順は
宮和⇒央輝⇒惠 で固定。
早く央輝とにゃんにゃんしたいお!という紳士な方も頑張って最初から進めましょう。
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サブヒロインのルートはどれも本編ばりの濃密な展開で非常に面白かった!
長いのは主にこのサブヒロインのルートのせいなんですが、
話が濃いのでダレる事はありませんでしたね。
最後に智にメッセージ性のある言葉を喋らせるのもなんか印象的。
惠ルートなんかは終盤の智の行動を理解するのが難しいので、智の考えをしっかり拾う事が大事。
宮和は学園祭の話、央輝は事件とグループ間orグループ内の抗争、惠は自身の秘密について。
別に順番に意味はないみたい。強いて言えば後になるほどシリアス度…と三宅の出番が増えます。
あ、今回もやられ役三宅の不憫さは変わっておりませんのでご期待下さい!
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本筋のほうは、第四章までは時系列とか並行世界とかハチャメチャで非常に断片的。
ハッキリ言って訳わかんないんですが、まぁ伏線と演出だと考えて…
OHPに申し訳程度に「他にも前作ヒロイン達はHシーン付きショートストーリーもあり!」
って書いてありますが、本当に申し訳程度なんで過度な期待はしないように。
四章辺りから本筋がちゃんとした流れを作り、読者も理解できるようになります。
…が、そっからの展開はまた難解というか複雑というか…非常にグチャグチャ。
ただ、最後は智たちが清々しくメッセージ性の強い会話をして終わり。
それを聞いてると、なんかこう…これまでの全てが救われるENDだったなぁと。
こればっかりは何を言ってもネタバレになりそうなんで詳しく言えない…
ご自身の手で進め、確かめてみてください。
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纏めとしては…ファンディスクと言うべきではない程にボリュームも内容も詰まった素晴らしい作品でした。
これがミドルプライスだなんて脱帽。るい智本編を楽しめた人は是非!