シナリオさえ良ければ、と悔やまれる作品。残りの部分は高水準なのに・・・
某動画サイトで宣伝していたデモムービーや、電波ソングな主題歌を聴いて試しに特攻。
製作者ブログから伝わる「これまでの会社の方向性、イメージを変える」という気概が良いなぁ、とは思ってたんですが…
結果としてはやはりシナリオがマズい、の一言。
CG良し、キャラも良し、音楽も場面に合ったチョイスで良い感じなのに、シナリオだけで一気に地雷クラスに。
シナリオライターが5人か6人だったように記憶しているのですが、上手く連携が取れていなかったのか
場面場面でキャラが変わったり、テキストのスタイル(書き方)が大きく変わっていたり…
シナリオライターの技量自体を疑問に思う場面も多々。
良い部分もあるのですが…
OPは電波曲として普通に良曲だし(余談だけど「ウサテイ」に似てる気がする)、
CGも秀逸、数もこの値段で考えて十分合格。これでシナリオが不快にならない程度であれば普通に良作だった。
…まぁ、それを言っちゃうとかなりの作品がそうなんですが。
エロゲなのに『青春禁止』という意味不明なテーマでシナリオを書いていくのが非常に難しいのはライターに同情せざるを得ないですがね。
企画の段階でちょっと無茶なのは分かってたと思うのだけど…