可もなく不可もなく…だけど、イチャラブの破壊力だけで良作と言える程に素晴らしい萌えゲー。
前作「さくらシュトラッセ」と同じく萌えられる良作が来ればいいと思ってたんですが、見事に期待に答えてくれる作品でした。
そんなにシリアスが深い訳でもなく(みう先輩ルートは多少感動要素も入ってますが)、かといってダレてしまうこともなく、
純粋に「萌え」を楽しめる作品。
ヒロインでも個人的に特筆すべきは愛理とみう先輩。
愛理はどこか理系人間的な考え方や喋り方をしているのでそれが苦手な人も出てくるだろうけど、序盤からかなりのデレっぷりです。
真人間が恋に落ちた時のギャップ萌えとでも言えば良いのか、落ちてからのイチャラブの破壊力が最高。
みう先輩の個別ルートを書いたのは恐らくおるごぅる氏でしょう。
というのも、純愛ゲーとしては異常なエロの片鱗が見え隠れしていたので(汗
シナリオも他と違って「ちょっと感動できる話」をアッサリ目に描いてます。
ただ、やはり紗凪が攻略できないのが痛い…
絵も最高。立ち絵のレベルが高すぎるせいか、一枚絵が入っても「あ、一枚絵だ」という認識が出ない事すらあったり…
ただ枚数が少なめなのが残念。
安心して萌えられる作品に仕上がっていると思います。
性質上点数はあまり上がらないとは思いますが、初心者には丁度いい良作なんじゃないかな。