地球最期の日が迫る中、どのような決断をするのかがメインテーマの作品
「三ヵ月後に隕石により世界が終わるという中で、
島民の中で唯一避難シェルターへの権利を得た主人公が
最終的にどのような決断を下すか」が
描かれています。
この作品をプレイして、
自分の知る人たちがいない中で、ただ一人シェルターの中で生き残るのか?
それとも
仲間に囲まれた中で最期を迎えるのか?
というのがテーマのひとつだと感じました。
(シナリオ)
御波→朝陽→青葉→夕陽→通常ED→「after」
の順でプレイしました。
個人的な意見としては
通常ED→「after」
の順でプレイすることがこの作品を理解するうえで一番重要だと思います。
ただ、「after」はすべてのルートをプレイしなければ開放されないので、
最初に個別ルートをすべてプレイしなければいけないのですが。
「after」で主人公をはじめとした島の人々の残したメッセージが
とても印象的でした。
(キャラクター)
プレイ前は夕陽押しでしたが、
最終的に御波押しになってしまいました。
脇役では、八島 宗一郎と葦野 竜の存在が
大きいと思います。
(音楽)
シナリオも良かったと感じましたが、
それと同時にBGM、OP、ED曲がこの作品の良さを引き出していると
思います。
BGMが本当に要所要所で良さを引き出している感じですね。
個人的に一番好きな曲は
川田まみさんが歌う「return to that place」です。
なかなか入手困難な作品だとは思いますが、
普通の学園ものに飽きたら、
一度はプレイしてみたらどうでしょうか。