平和な日常を取り戻し、大事な人を守り抜くために奮闘する主人公の物語
赤い夜へと迷い込む演出や戦闘シーンなど非常によくできていた。また、どうして自分たちがこのような世界に迷い込んでしまったのかそれを解き明かす過程も良くできていた。主人公の持つ劫の眼の設定もよく生かされていた。ただ、リーゼロッテを倒した後の個別ルートが短く、それまでの過程があまり生かされていなかったため、最後が最後だけに、全体的に何か物足りないと感じたのも事実である。水奈瀬ゆかが終盤ヤンデレヒロインと化したシーンもあったので、そこがマイナスポイントであった。
OP曲とED曲、挿入歌、BGMのどれもが素晴らしく、この作品の良さを最大限に引き出していた。