いよいよ物語の核心へ
[シナリオ]
この作品では前回の作品では語られなかった核心にせまります。
ルートはシゼルルートとマレルルートです。
完全にメインはマレルルートです。
今回の作品もほとんど選択肢がありませんでした。
(シゼルルート)
シゼルルートでは、バルドスカイでは明らかにならなかったシゼル本人の
生い立ちが明らかになります。
正直、あまり重要ではない気がします。
(マレルルート)
いよいよこのルートでマレルが何者なのか、今までの伏線が明らかになります。
バルドスカイ本編につながる内容も少しあったので、
バルドスカイの外伝としての位置づけも納得です。
(ただこの内容を知ろうと思ったら、
マレルルートを二周しないといけないのが難点ですが・・・)
そしてこのルートの終盤で、主人公機が上位機になります。
それに伴って、能力値も底上げされます。
今作品ではこれが魅力の一つだと思います!!
シナリオのボリューム比は
シゼルルート:マレルルート=1:2~3くらいで
40時間近くありました。
独自の用語があるので、まとめてプレイしていないと
それがないを意味するのかわからなくなることがあったので、
用語集があると正直うれしいと感じました。
[CG]
通常のCGに加えて、戦闘シーンのCGの出来も素晴らしいと思います。
CG鑑賞でそれが閲覧できないのが、残念です。
背景やメカデザインも素晴らしい出来だとおもいます。
[主題歌&BGM]
今回の主題歌はKOTOKOさんが担当されていました。
非常にかっこいい曲で、この作品にぴったりだと思います。
片霧烈火さんが歌うED曲も良かったと思います。
[アクションパート]
無印同様、3D仕様に変更になったので、
新しいバルドシリーズの世界を味わえると思います。
一部仕様が無印と変更されています。
無印では、フォースクラッシャーがゲージがたまったら、自動的に発動していましたが、
今作から任意のタイミングで使用可能になりました。
これで戦闘のやりやすさが大きく向上したと思います。
またチャージブレイクシステムも改善されました。
ただ無印同様、装備できる武器数が減少し、イニシャライザーがないのでは
コンボは非常にやりにくいです。
[総評]
戦闘要素においては、前作に比べ大幅に改善されたと思います。
無印は伏線の回収が不十分で、何か物足りないところがありましたが、
今作では、特にマレルルートで、それが明らかになっていくので、
シナリオには満足しています。
個人的な要望としては、
バルドスカイではDive2でもDive1の内容をプレイできたが、
本作ではそのような機能がなかったのは、残念でした。
やり直そうと思っても、別に起動させなければいけないのでね。