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John doeさんのレミニセンスの長文感想

ユーザー
John doe
ゲーム
レミニセンス
ブランド
てぃ~ぐる
得点
76
参照数
547

一言コメント

FD出たので引っ張りだしてプレイ。あまりいい印象はないかもしれないです

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

最近まで同ライターの暁の護衛シリーズをやっていたので、続けてプレイしたらちょっと残念だなぁと思ったのが第一印象。
まず、護衛シリーズと比べてギャグが面白く無い。
主人公の違いが大きいのでしょうが、その主人公の立場的にもふざけることが出来ないからなのかもしれません。
代わりに、おまけの恭一視点でのシナリオは素直に面白かったと思います。
ですが、過去作キャラを使って笑いを取るなら、今回からのキャラクターの魅力が描けていないということになってしまいますし、正直男性関係にそこまで魅力があったとは思えませんでした。

肝心のシナリオなのですが、これもなんとも言えないものでした。
特にTrueルートがあるわけでもなく、共通での問題に比べてあっさり解決してしまいます。
正直言ってしまえば、このライターさんにシリアスなシナリオが書けるとは思っていないのですが、ルートの締めくらいはもっと丁寧に書いてもいいんじゃないかと思っています。

個人的に残念だった点は、キズナルートでのキズナに全く共感できる点がなかったことでしょうか。
題材的にもイメージは出来ても、その世界の人間の感覚は掴みにくいですし、その心理的な部分を問いかけてこられても自分にはふーん、としか反応できないのです。
だって地下に住んでいるわけじゃないし、本能的に地上に行きたいとかまず思わないですし。

そういった部分で自分は少し評価は低めになります。
ですが、キャラクターは一部自分の好みに合っていたりしたので、ギャグゲーではなく、萌えゲーとしては気に入っています。