歴代最高のED
序盤は「またループものかよ」と思ってしまったが、終盤になれるにつれて評価がガラッと変わってしまった。自論ではあるが、ループは主人公の感情移入がしやすい方法なのではないかと思っています。
でも実際にプレイして分かった。確かにループものではあったが、そんな甘い考えではなかったことが分かってからは、ずっとプレイしていた。
特に評価したいのは大正時代のことをよく調べていることだ。
私たちの"歴史"と辻褄が合わせていてかつ面白いシナリオとなれば、大正の時代背景や、現代における歴史を一通り学ぶ必要がある。その上で世界観を忠実に守りながら仕上げるなんてかなり凄いのでは思う。
原爆ドームの設定が一番よく調べていると感じた。
あとは、主人公の立ち絵がありかつ普通の登場人物として描いていること。
昔のエロゲのように主人公の設定があまりにもない作品は個人的に好きではない。今回は主人公のキャラデザがあまりにも好きすぎる。
そして、一番は間違いなくEDの締め方。これに尽きる。
メリッサさんのときもそうだったが、OPやEDの導入タイミングやここぞというときに流れるのは非常に素晴らしい。何度もいうが、ED！ED！歴代のエロゲで映像とタイミングが神なのは某枕作品に等しいのではか思う。
EDの後日談が神すぎる。初めてスタッフの名前を見れなかったほどに素晴らしかった。