和の装いと濡れ羽色が美しい世界ですね…
前身の「鬼うた」は、未経験なので余り正鵠を射抜いた感想では無いかも知れませんので予めご了承願います。
翡翠自身は、正直に言いますと「妹萌え」派なので、本作を手に取るには多少の躊躇いが有ったのは事実ですが…
某サイトの9月発売作品でPICK UPされていましたので購入してみました。
さてゲームの感想ですが、正直に申しますと「面白かった」の一言に付きます。
勿論、晴子(実姉)や凛々(幼馴染兼義姉?)にも萌えました!(笑)
共通√で瀕死の晴子の願い(エッチしたい)を叶えるために抱いたり、
幸を抱いたりと自然な流れが良かったです。
何より共通√の大半が主人公の回想になっていました。
それにしても少々ウザい位に印象的な姉ですね!(笑)
晴子√は、共通の延長戦でしょうか…
エロゲで有ることをネタにしている晴子には笑いました。
病の再発を装った演出をして二人のキズナを確かなモノにしようとする虚姫が
良いですね。
出来ましたらエピローグでその後の生活も見たかったですね。
凛々√は、ちょっと病んだ凛々が強引な手段を使ってまで主人公を振り向かせたいとの思いに共感しました。
しかし、晴子の存在も認めていて3Pをするなんて…
悪くないですね!(笑)
何よりも凛々の母で有る真凛さんの存在が大きいと思います。
虚姫√は、有りがちで平凡なストーリーでした。
消えて逝く存在と主人公の関係…
虚姫の太古の回想に晴子や凛々の前世とか絡めた展開がもっとはっきりしていたらもっと良かったと思います。
まぁ虚姫と晴子や凛々との掛け合いは見ていて楽しいですが!
そして、虚姫との別れ(消滅)の場面ではちょっとだけ潤んでしまいました。
余談ですが、虚姫消失後のエピローグで「ただいま」のメッセージは作者さんが、ファンに向けたて言った言霊のような気がします…
完全な童の邪推かもですが…
何となくそんな気がしました。
とにかく濡れ羽色がとても印象的でした。
そして姉にも幼馴染にも巫女にも萌えました。
そんな感じの作品なのじゃ!
(笑)