色々消化不良等の問題があったが、物語の本来あるべき姿を追い求めている製作者の魂が感じられた。
期待以上の部分が半分、期待以下の部分が半分という感じでした。
100点を付けれた理由は、近年なかなか見られない「魂が込められた作品」であるということ。この一言に尽きると言ってもいいかもしれません。
それは力を入れてシナリオを書くということではなく、製作者のポリシーが詰まっている作品だということです。
勿論、前者の理由も評価をする上で重要な部分を占めていることは頷けますが、本作は物語を一本化することにより、「ロストチャイルド」という物語を大事にしていると思ったからです。
以上のことを考慮し今回私はゲームの総評ではなく、「作品」全体の総評としてこの点数を付けさせて頂きました。
この作品だけに限りませんが、「本当の意味でADVの主は何か?」、「物語とはどうあるべきか?」それらの疑問をゲーム(物語)を作るということで、私(私たち)に再認識させてくれたような、そんな作品だと感じました。
関係ないですが、個人的には二次創作で格ゲーになるとかなり熱い気がします。