こんな触手ゲーを探していた。
主人公、村沢伊月はある日、触手に襲われ、寄生されてしまう。
胎に潜む触手に、いつ襲われるのかという不安と、犯される快感への期待。
そして、触手の寄生は、徐々に精神をも蝕み、
友人に、クラスメイトに、興奮し、犯したいという願望を抱き始める……。
これでもかとばかりに自分の求める要素がつめ込まれたゲームだった。
単にエロ一辺倒ではなく、寄生された主人公のモノローグから漂うシリアス臭が一層に興奮を高めさせてくれる。
素晴らしい。
特に、恋に恋する野々原麗奈のルートはツボだった。
素晴らしい( 2 回目)。
ちなみに、触手を除けば、女の子しか登場しない。
堕ちるルートでは、男を漁る展開になるかなと少し期待したのだが、それはなかった。
避けたい方がいるなら、ご安心。
また、喘ぎ声は激しいプレイが多くイッちゃってる感じのものばかり。
そこは好みが分かれるところだろうから、注意か。
後は、テキストも全体的に悪くなかったが、
「この時の私は~とも知らずに」と後から振り返ったようなフレーズが些か多用されすぎかなと感じた。
読むのを阻害される程ではないのでどうでもいいといえばどうでもいい。
シチュエーションだけならマイベストオブヌキゲー。
素晴らしい( 3 回目)。
文句のつけようもない、とも言いたくはなるのだが。
メインキャラは主人公である伊月含めて(触手は除いて) 4 人と言って差し支えなく、
シーン数は多いのだが、逆にキャラ不足からマンネリ感を否めないのがまず一点。
それから、神荘瑠依ルートは、些か物足りなかったのが一点。
リョナ展開があってもよかったし、シリアス展開があってもよかったし、何らかもう一押し欲しかったという感じ。
その辺りはどうしても減点を否めないか。
総合的にはこの辺りの点数ということで。