ニンジャな主人公をはじめ、何かしら秘め事を持つキャラ達による、非日常的な日常シーンがテンポよく進んでいくのが魅力。逆に、シリアスシーンもテンポよく進む為に深みを感じられず些か物足りなかったりする点はネックか。
当たり引いたなー、と満足できる程度には面白かったです。
一言感想に書いた通り、テンポよく進んでいく、特に共通ルートは素晴らしかったですね。
不満点としては、
●選択肢少ない……
個別ルートを決める 1 回のみ。
選択肢ってパラレルを産むわけですよ。
共通が魅力的であるだけに、そのシーンで取る主人公の行動にプレイヤーの介在の余地があれば、それだけのパラレルな共通をもっと楽しめたのではないかと思うと、一層残念なわけです。
実際は必ずしもそううまい話ではありませんが。
でも個人的には少ないより多い方が好きなので。
多過ぎてフラグが分からないのはカンベンな!
●怪盗シロウサギ
一体何者だったんだ……。
という冗談はさておき、
FD 要員なのかなぁ。
立ち位置を考えても、深くは触れられず仕舞いだったのは投げっぱなし感しかなくて、悪印象。
●壮大な設定がありそうでなかった
いやまぁ壮大と言えば、設定自体は壮大でないわけでもないのですが。
トゥルールートみたいなのがあって、その壮大な設定を活かした展開が……。
というのは、シーン回想のレイアウトを見た時点で、ないんだろうなーとは思ってましたが。
案の定、なかったのは残念でしたね。
↓と合わせて、設定を十分には活かせられなかったように感じてしまいます。
●ヒメリア√
終わった直後の印象としては、〆切ギリギリに滑り込ませた草稿みたいだなーという。
ぶっちゃけ意味が分からない展開だった。
どう見てもメインヒロインなだけに、そのルートがコレだったのは少なからず残念。
そんな感じ。
夕輝ちゃん! 夕輝ちゃんが一番可愛かったですね!
次点で小春。共通ではさほど惹かれなかったのですが、個別の内容がストライクでした。