理不尽で残酷な凌辱物語。
犯罪街の掃除屋である主人公やその周りの人間が、力(金)ある者たちに運命を翻弄され、右往左往するといったお話し。
少しネタバレが入るけど、必ず善人が勝つ法則(真理亜)、時が来れば死ぬ法則(里奈)、最後は誰しも幸せになる法則(樹里)は一切発動しない、全く救いのない鬱シナリオ。
理不尽さが許容出来るラインをはるかに越えて突き抜けていると思われるので、途中から主人公 = 自分視点ではなく、傍観者視点に切り換えないとやってられないかもしれない。
3姉妹のうち、メインヒロインのような扱いの真理亜にはHシーンがほぼ無いので、彼女目当ての人は一応注意。
他の2人は無残に凌辱されたり、理不尽な暴力の中で逝き果てたりと頑張ってる。
世紀末の退廃的な雰囲気の名残を感じられる世界観はなかなか味があると思う。
凌辱 = 快楽系のなんちゃって凌辱ではなく、凌辱 = 残酷な暴力、がツボに入り、狂った世界観&狂った登場人物のゲームを敬遠しない+グロ耐性のある人に、ちょっぴりとお勧めします。