空気系主人公の学園物NTRゲー。
義妹&許婚がDQNに調教され堕ちる様を、主人公は置いといてプレイヤーが指を咥えて鑑賞するお話し。
序盤の日常パートがしっかりとしていて意外と面白かったものの、好意を向けてくるヒロインに対して主人公は鈍感で全く気づかず、主人公にとってはただの妹、名ばかりの許婚といったスタンスから、ヒロインの心に近づいてゆく動きが序盤ではほぼ見られないので、ヒロインに対する執着心や愛着が湧かないまま寝取られ調教シーンに入ってしまうのはいただけない。
これだと恐らく殆どの人が寝取られのダメージは皆無だと思う。
では寝取られが苦手で、ヒロイン堕ちが目当てな人だと楽しめるのかと言われると、そっちはそっちでHシーンの尺が異様に短いので難しい気がする。
困った。
とりあえず、序盤以降テキストによる説明が圧倒的に足りていないので、深いことを考えずに1人のヒロインに的を絞り、尺の短い非本番のHシーンでなんとか気分を高めておくと、最後に集中する本番シーンで焦らし効果がプラスされて抜けるかもしれない。
CG&CV、終盤のHテキストは普通にエロくはある…。
深いことを考えたい人は、なおみルートでシナリオの整合性が取れていないのか、頭の中が ??? となったシーンが何箇所かあったので、ナオミから先に選択していくとまだ理解し易いのかなあと思う。
ヒロイン陣のHの特徴としては、義妹のなおみが羞恥プレイ&聖水、許婚のナオミが媚薬催眠堕ち&アナル担当。
寝取られが目当てな人のおいしいシチュとしては、ボブとヒロインのSEXを覗くシーンがなおみに1つ、ナオミに2つあるけれど、ライターが寝取られを理解していないのか、ツボを殆ど突いてこず、主人公もいつの間にか無口+空気になってしまうので、脳内で思い切り補完する必要がある。
それでもナオミルートでは、ボブとSEXをしているナオミが主人公を生徒会室に呼び出すものの、主人公はヘタレで中に入れず、隠れて覗きながら自慰をして去るといったシチュがあったり、完堕ち後に主人公に対する恨みをナオミが内心思うシーン等があるので、深いことを考えたい人とは逆に、寝取られで興奮したい人はナオミを後にまわして、なおみルートでナオミに対する思い入れをひたすら高める自己努力をしておくと良いかもしれない。
まとめると、主人公の秋人と寝取り黒人のボブ。
この名前にピンときた寝取られスキーは、恐らくただ勘違いかと思うので、購入する場合はそちらにはあまり期待をしないでどうぞ、といったところ。
また、ハーフの主人公秋人、黒人ハーフの間男ボブ、クォーターの金髪アメリカンなおみ、クォーターの褐色女ナオミといった、国際色豊かな陣容にはあまり意味が無く、外人らしさがほぼ無いので、外国人シチュが目当てな人も一応注意。
↓ 先行発売版に関して。
細かいところで、「夢の中でフェラをするシチュ(だったかな)」、とネームの指定というかテキストの指定が丸々残っているテキストがあったことと、腹話術のいっ○く堂のように、テキストに対して声が遅れてやってくる箇所がチラホラあったのが少し気になりました。