学園物の微妙なバカゲー。困惑した。
パンツ研究家の主人公がパンツのことは置いといて、おバカなヒロインたちと各特殊性癖に合わせた恋愛をするお話し。
独占純愛系でハーレムルート有り。
パンツやタイトルにはあまり意味が無く、パンツに笑いパンツに泣くような(?)パンツゲーでは無いので一応注意。
てかパンツどこ行った。
期待外れで買ったことを少し後悔。
つかみ所の無いシナリオは引き込まれるものがあまり無いため、全く没入出来なかったり、パロディを含めたテキストにオリジナリティが薄く、どこかテンプレ的で退屈だったり、主人公とヒロインの1対1でのみ展開されるイベントが多いので、各キャラや世界観の広がりを感じられなかったり…。
加えて、売りのトークバトルがつまらなく、面倒なだけで存在価値を見出せなかったりもするので、全体的に細かく外した要素を積み重ねて酷いことになってしまったのだと思う。
良い所探しをしたものの、個人的に見つけられないまま気づいたらクリアしていたので戸惑いました。
また、抜きゲーのように淡白な日常パートに対し、Hシーンは逆に非抜きゲーのような淡白さなので、エロ的にもどうにもならず。
ぶっ飛んだ性癖を持つヒロインたちなので、Hシーンを強化して、いっそ抜きゲーとして作ったほうが面白かったような気もする。
ヒロイン陣は、我が道を行くドS、露出系のドM、妹っぽい妄想電波、ストーカーな幼馴染、貧乏オナニストの色物5人で、それぞれにエンディングが純愛系やら、性癖特化系やら、ハーレム系やらで3つずつ。
それに過去作に登場してるらしいサブヒロインとの3Pルートも少しだけ。
バカ設定ヒロインが好きな人にはそれなりに楽しめるとは思うものの、バカゲーをよくやる人にとっては突き抜けた魅力に乏しく、どこかで見たことがあるようなキャラの単なる二番煎じ、三番煎じの域からは出ていないので物足りなくもありそう。
性癖や性格はさて置き、サブキャラがシナリオに絡む+中盤にオーソドックスなイチャラブ展開が少しある茶江ルートあたりで、体を暖めてから他のルートに臨むと吉。
特にみつなルートは大昔のなんでも有りなエロゲーみたいで個人的には好きだけど、不快寄りなトンデモキャラなので、体が十分暖まってからプレイしないと怪我をして即試合を投げることになるかも。
※cv日向咲みつ=共演者的には黒岩心々、非抜きゲー的には桃井穂美。