インモラルな冬ゲー。
生真面目なろくでなしが、女の子を振り回し続けるお話し。
cc本編プレイ前にかずさ編(約2H)&雪菜編(約2H)の同梱デジタルノベルは要必読。
攻略順としては(前作ic)→デジタルノベル×2→サブヒロインルート×3→cc雪菜ルートの後、ヒロインに愛されたい人は雪菜ルートを、愛されるより愛したい人はかずさルートを最後に持ってくると綺麗に終るかも。
シナリオとしては男と女の関係がフェアでは無く、男は浮気をするもの、女はただひたすら一途に1人の男を愛さなければならないもの、といったライター得意の女性にとっては残酷で古風な男尊女卑がベースにあるので、最後に残ったのは雪菜やかずさに対する愛情では無く、馬鹿な男を愛したもんだという同情だけだったかもしれない。
途中から、もう女性陣も他の男と浮気をして本気になって幸せにしてもらいなよ、と思ってしまった。
それでも、読めるテキストと読めない展開、各ヒロイン単体の魅力、綿密な心理描写に効果的なザッピング等、面白いことは間違いないとは思うので、鬱耐性があって良心の呵責に耐えることの出来る心の強い人はプレイしないと損。
↓ネタバレあり注意(主にHシーン)。
前作icで3人一緒にいることをかずさに強要した、ある意味傲慢な雪菜が、かずさルートで壊れていく様子を眺めてドSにゾクゾクとしたり、逆に春希とSEXをする雪菜の嬌声を隣室で聞きながら自らを慰めるかずさに同調してドMに鬱勃起したりする変態なので、あまり参考にならないかもしれないけど、おかずについて少し。
本来の意味とは違うけど、一盗(かずさ&小春)、二婢(麻理)、三妓(千晶)、五妻(雪菜)的な各ヒロインのポジションになるので、当然本妻である雪菜との純愛系のH以外は、裏切りの寝盗り(かずさ)、傷の舐め合い(小春)、心の傷を体で慰める(千晶&麻理)といった、背徳感や罪悪感を覚えながら体を合わせるといったシチュが非常に多い。
特に純愛へと変化していくサブヒロイン陣とは違い、かずさとは決して結ばれない悲しく切ないSEX(結ばれるルートでも純愛系のSEXは無し)しかないので、そういうのが好きな人には堪らなくエロい内容になっていると思う。
一応、五妻ポジでエロスが低いはずの雪菜にも、かずさに惹かれることを恐れ逃げてきた春希の思惑を察し、かずさの存在を無理に忘れるかのように互いに動物的に激しく求め合う、といった裏切りと罪悪感を感じさせるシチュもちゃんとあったりする。
また、特殊性癖持ちの紳士たちには、ダメ男に堕とされる愚かで愛しいヒロインたち、といった寝取られ的な楽しみ方も出来ると思う。
男音声をONしてHシーンを眺めるだけでなかなか寝取られ感が増すので、男音声に抵抗がある寝取られスキーも一度試してみると吉。
良くある取ってつけたかのようなHシーンでは無く、シナリオに組み込まれているシナリオの一部というのが、Hに至る過程で盛り上がりを高めることになっていたのも実用性として効果的に作用。
加えて綺麗なCGやエロい構図、Hの時の雪菜以外は安定したCVで、個人的には主人公とラブラブな純愛一辺倒の抜き特化ゲーよりもおかずになったかも。
背徳的なHシーンが好きな人にお勧めしたいです。
本番以外の特殊プレイ。
・雪菜/まん○を視姦→クンニ、ディープスロート+イラマ。
・かずさ/春希&雪菜に隠れて自慰、パイズリ奉仕、夜の公園で青姦、ドア越しの訪問客に隠れてSEX、69、アナルSEX。
・小春/耐久クンニでイキまくり、ファミレス制服でディープスロート奉仕。
・千晶/サンタコスやHな下着、春希を襲ってディープスロート。
・麻理/レイプ気味な尻コキ、69、春希→麻理の足舐め。
※ かずさ=cvさくらはづき 雪菜=cv米澤円? 小春=cv西野みく? 麻理=cv浅川悠 千晶=cv彩世ゆう