冬ゲー。三角関係恋愛ドラマのバンド+学園編。
お節介焼きで鈍感な主人公が、女の子×2をその気にさせて笑わせた後、一気に谷底にまで突き落として3人で泣くお話し。
テキスト◎、CG残念、エロ×
どこかから持ってきたかのような、所謂テンプレ的な捨てテキストばかり書いているライターが多い中で、相も変わらず面白いテキストを書くライターであったことには一安心。
特に会話テキストが小気味良いので、短いコンプ時間と相俟って一気にクリア出来ました。
シナリオとしては本人のセリフ同様、主人公&プレイヤーに対して早い段階で雪菜の秘密がオープンになってしまうので、隠し事の多いかずさに対してヒロインとしての底が浅く、魅力のピークがかずさに絡む序盤にあり、終盤はプレイヤーの心も自然と主人公に選ばれるかずさへと向くように仕組まれているように感じた。
つまり、離れ離れになってしまうけど収まるところに収まったような結末なので、プレイヤー的には後味があまり悪くなく、鬱りたくないライトゲーマーにもお勧め出来る。
かも。
無理か。
選択肢が無かったり、Hシーンが1度しか無かったりするので一応注意。
プレイ時間に対するコスパが悪いので、購入を検討している人は終章の評価を待ってから、パック版を買ってもいいかもしれない。
とりあえず終章では雪菜がどう巻き返すのかが楽しみでもあり、もっと酷い裏切りにあい序章ラストの空港の旅立ちシーンのように、雪菜に同調して鬱勃起することもまた楽しみなので、更に切ない展開に期待したいです。