(GiveUp) 面白いし魅力があるのは分かるんだけど、無駄に長過ぎ。あと、元ネタがちらほらと見える
ホテルでのバトルまでは文句なしに楽しめたのですが、そこから先が冗長な上に落ちが…
666もの命を持っている無茶苦茶な敵をどうやったら倒せるのか?とwktkしつつ読み進めていったんですよ。そしたら、アルクが志貴が本気を出したらどうたらこうたらと言ったとたん、志貴が本気になってネロの存在そのものを殺して決着…
いやいや、あれだけ引っ張っておいてその決着のつけ方はどうよと思いましたね。
というか鉱物とか概念も殺せるなら、転生し続ける存在の蛇なんか余裕で殺せるのではないでしょうか。
あと文章ですが、ところどころに入るうんちくといい、京極夏彦に似てると思いました。シナリオ、プロットについては、傷痕の設定をそのまま使っている部分があると思いました。両親が亡くなって親戚?の館に住むようになって、自分が何者か分からなくなる恐怖に怯える。まんまですね。さすがにこの業界で有名な作品を連想させるのはちょっと…
一応秋葉ルートまでやりましたが、アルクルート以外はあまり覚えていないです。シエルルートでシエルさん痛そうだなあと、秋葉ルートだと急にエロゲくさくなったなあと思ったくらいですか。
バトル描写は素直に楽しめました。が、長い上に先が気にならなくなったのでgive up