EVE first世代が好きな方にはお勧めできないかも
C'sware がEVEの続編を、前回lost oneの汚名をそそぐべく、シナリオライターを変えて出してきた本作。EVEの売りである、マルチサイト、小次郎、マリナは勿論出てきます。 全体として、SFサスペンスとしては、楽しめると思います。 ただ、シナリオライターが変わったので、その色がかなり濃く出ています。
設定自体、かなりEVE firstが生物よりだったのに対し、物理寄りになったSFです。
EPR相関を、オマケで細かく説明している所に好感がもてました。
エンディングは、シナリオライターの好きな終わり方で、かなり独特です。
大体のパターンとしては、物語はもっと壮大な設定をしており、ゲームで見れるのは一部分のみ、という感じです。 そして、終盤に、貼っておいた伏線を多少回収します。
この時点で、投げっぱなしに感じる人は、合わないかもしれません。
ただ、一応、そこまで無理のある、プレイヤーがついてけない程ではない、丁寧に伏線をはりつつ、しかし、最後にどんでん返しをする展開は好きです。
余談ですが、このシナリオライターは、上手い意味で、同じ設定を、他の作品で使います。
今回の場合、EVE the fatal attractionへと、繋がっています。
なので、EVE the fatal attractionをやる前に、プレイすると、入りやすいです。