前作からの改善も見られ、相変わらずの高いやりこみ要素アリ。
蒼い海のトリスティアの続編。
前作では店ごとに商品を売り込んでいましたが、今作では地区ごとに売り込めるようになっています。おかげで、店を手当たりしだいに回りながら開発を行う前作の作業プレイはだいぶ改善されました。それでいて相変わらず高いやりこみ要素です。
ゲームの雰囲気としては、前作の海沿いから、今度は空中都市へと変わったこともあり、けっこうさわやかです。もうちょいこの印象を前面に押し出してくれれば、ほかの作品にはない爽快な印象を受けれたかもしれないので、少しもったいないかも。
シナリオはまぁ開発があるので、集中しづらいのは相変わらずながら、パロディ要素の強い展開。どうしても売り込みに熱中してしまいます。いい悪いというより、それが問題なのかな? プレイ時間の大半が売り込みと開発ですから、このバランスはもう少しなんとかしてほしいかも(いくら熱中できるとはいえ)。
とはいえ、安心して見ていられる作品。蒼い海のネオスフィアの雰囲気とか、キャラクターとか、魅力的な部分はばっちり継承している。それに前作よりも市民が優しいので、終始和やかにプレイできると思います。
相変わらずの良作です。