これは「剣丞」の物語です。
全年齢版を購入せずに今作をプレイしました。
主人公は同メーカー作品の一刀を叔父さんとする立ち位置で、明確な作品の繋がりこそ有りませんがTipsや字の文、またクライマックスのシーンでもニヤリとさせてくれる程度には感じられるものではあります。
主人公である剣丞は、最初からある程度の強さを持っていますが、当世界の事柄に関してどこか他人事のように振る舞います。
明確に成長していくのは通称「金ヶ崎の退き口」の辺りからですが、そこまでも割りと長いので、合わないと思って止めてしまう人も結構いるかと思います。
「主人公と各有力武将のイチャラブ」を期待するとちょっと注文と違ってしまうのかも知れませんが、「主人公が成長していく物語」というものを期待している方にはオススメ出来ます。
もちろんイチャラブもちゃんとやります、本筋でも多少クサい勢いでイチャイチャしますし、幕間ならそりゃもうすごいです。
ここまで誉めて、なぜ100点じゃないのかと言えば、伊達家、島津家、毛利家(端役はいました)など、戦国武将を網羅していない点だけが不満として残ったからです。
終わり方も「えっ終わり?」と割りと呆気ないものですが、道中がそこそこ濃いのでそこまで気になるものではありませんでした。(アペンドか萌将伝があるんじゃねぇかと勘ぐったり・・・
それらを考慮してもオススメ出来るゲームだと、メインストーリーを一通りなぞって思えるものでした。