妹ゲーその2。タイトルと設定は完全に死んでる。会話は面白い。
この野郎!
前作(ポコアポコ)同様、妹は個別の√含め出来が良い。妹√単体ならば85点以上。
他のキャラも会話は面白い。
シリアスでの不幸展開は全体的にやや強引に感じるが
見せ場はしっかり用意されておりまぁ許容範囲かというところ
一見メインっぽい爽花の空気っぷりがパない。
まず主人公との掛け合いが他のキャラと違い全然盛り上がらないのが痛い。
更に他の3人のルートは未来視要素はオマケ程度で登場人物の心情や成長がテーマになっているが
爽花ルートは「未来視」という非現実的な現象、ご都合主義そのものがテーマになっており
「確定した未来は変えられない」という主張がゲーム中に何度も否定されており説得力がなく
しかも最後は設定もなにもあったもんではなくて気合()で解決するという自作自演の茶番劇
他のルートはまだクサくても熱い場面が用意されていたがそういうオチもなく本当にイイトコなしだった。
主人公はギャグはいいのだがシリアスパートでちょくちょくDQN言動が目立つ
齢相応ではあるが未来視ならもっと達観してるもんではないのかなーと
いやむしろそういう捻くれた正確にさせなかった妹&幼馴染パワーを賞賛すべきか?
前作ではエロゲのギャグゲーにありがちなパロや2chネタ乱用が目立ったが
今回は正統派の掛け合いによるギャグだったことが好印象
好印象なだけで別に加点はしないが次回も期待できる
流々は素晴らしいサブたるサブだった