当初の期待値よりずっと上。コンパチの割にはよく出来てる。
夏の催眠ゲーラッシュ第2弾として購入。珍しく買ってすぐ最後までやりました。
例によってうだつの上がらない俺ら代表みたいな教師が教え子を手に掛けるというけしからんゲームです。選択肢によって各ヒロインエンド2種、ハーレムエンド、バッドエンドに別れます。
タイトルに書いた通り公式サイトもイラストもシステム面もどっかで見たような感じで、この価格帯のゲームによくあるやつ。恐らくNスクみたいな汎用エンジンで頻繁に使いまわされているのでしょう。妙にアンニュイだったり雰囲気に合って無かったりするBGMもこれ系お馴染み。
なので正直あまり期待していなかったのですが、いい意味で予想を裏切られました。
催眠ゲーのポイントはそのギミックよりも如何に変態なネタを仕込めるかだと思いますが、それをきっちり満たしてるんですよね。中でもヒロインの霜川七鈴菜はオナニーしながら勉強させる、野外露出、食ザーなどシーンに恵まれてるなと個人的に感じました。
オススメシーンは、前出の霜川七鈴菜でこの娘は優等生なんですが主人公の催眠により数学の学力を退化させられて補修対象となるのですけれども、そのテストの時のシーン。いやエロシーンじゃないのかよと思われるのかもしれませんが、このジャンル好きな人にはこういう日常的なシーンでも興奮できるものなんですよ(白目)。
まあ欠点も少なくなく、わりとガタガタなシステム面(ボタンが重なってるなどでは驚きません)だけでなく、射精した時の水風船割ったみたいな音(いくらSE気にしない私でもちょっとね)、大きいのはイラストレーターの絵のクオリティに差がある事。特にヒロインの真姫野美紅で多く、視覚情報で損してる分カワイソスな事になってます。声可愛くて好きなんだけどなあ。
それと任意のタイミングでエロシーンに入れる「催眠をかける」ボタンは大して機能していないので有ってもなくても同じかなと。もう少し活かして欲しかったが、ミドルクラスでも下な価格帯の本ゲームでは流石に無理か。
ちなみに公式サイトのサンプル画像5枚目と6枚目は未使用です。とは言っても構図や持ち物を替えて別シーンに流用されているので心配ありませんが、6枚目の美紅と七鈴菜の絡むシーンでは本ゲーム1の低クオリティのCGが割り当てられているので南無三……。
ともあれ低価格ではボリューム不足、フルプライスは前フリが長い等感じることも少なくないので、逆にこれくらいなら本番までそれほど待つこともありませんしそこそこ長く楽しめるので丁度よいかなと。催眠ゲーが好きな方には十分おすすめできるとおもいますよ。
なお、エンディングテロップで流れるボイスアクターは公式ページに掲載されているものと異なっており
蜂屋綾芽:柏木逢花
真姫野美紅:野々村紗夜
霜川七鈴菜:奥山歩
となっています。何方が正しいかは、ダメ絶対音感をお持ちの方、どうかお願いします!(他人頼み)