エロゲーなのにリアル志向とはこれは如何に
発売して割とすぐに買い、一月ほどでクリアしていましたが今更感想を。
とは言え寝ながらやったんで詳しい話を覚えていないんですが、要約すると相変わらずダメで冴えないけど女は好きな主人公は、ヒロインの綾川春生が開発した催眠装置やら怪しい宗教団体の教祖の不思議パワーやらなんやら色々使って彼女作りに励むという、例によって身の程知らずなストーリーです。
特徴としてはこのゲーム、エロ以外の描写がやたらとリアル。大学での学生達、子供を取り返しに新興宗教の事務所に乗り込む親、そしてダメ男な主人公。こういうところにこだわりを感じるのはフルプライスならではですね。ただしモブのグラフィックは手を抜いていくスタイルなんですけどね。
オススメシーンとしては、大学事務のおねえさんに催眠をかけて自慰をさせるシーン。まあこれに限らずアブノーマルなエロが満載ですよ。いいことなのかは知りませんがw
総じてこのジャンルでは及第点だと思います。なんですが、フルプライスなのに及第点だとちょっと物足りないかなという感じはあります。元々ストーリーで魅せていく催眠ゲーというのがこのブランドの特色なのでそこを理解してプレイしないと終わってもどっちらけな感じになってしまいますね。皆さんも気をつけましょう。