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Fatmanさんの床屋のおばちゃん ~丘の上のバーバー~の長文感想

ユーザー
Fatman
ゲーム
床屋のおばちゃん ~丘の上のバーバー~
ブランド
Guilty eX
得点
60
参照数
4497

一言コメント

Guiltyの熟々ゲーは久方ぶりだったので期待してたんですが……

長文感想

しょーじき微妙でござった……序盤はすっげーよかったんだけれど……。

ヒロインは、過疎化した村で床屋を営むセクシーおばちゃん・洋子と、
叔母で海女さんの江美子のふたり。主人公は来年就職を控えた学生で、
田舎には似つかわしくないエロスをふりまく洋子に心奪われてる。

洋子ルートでは、村のスケベじーさんから、
「床屋で“男前にして下さい”と頼めば、洋子が筆下ろしをしてくれる」、
「村の若者たちは、みな彼女で男になったのじゃ」という話を聞かされ、
ガマンできなくなった主人公は、彼女に思いの丈をぶちまける。
最初は、まさに“あったかセフレ”な展開で、ドエロな熟女にヌキヌキされまくり。
他の村の女とは違う、都会の匂いを感じさせるヒロインの見た目や雰囲気も
よく描けていて、私自身も彼女の魅力にゾッコンだたよ。
あと、「おばちゃんは、僕以外の男のチンポもしゃぶったのだろうか?」的な
心理描写も随所に盛り込まれており、 非常に嫉妬心や独占欲を煽るのが上手。
実際、元旦那とのハメハメを覗いちゃうシーンもあったりするしね。
寝取られ、淫乱系のシチュが好きな人はめっちゃ興奮できると思う。

しかし、ですよ! 後半にあるネタばらしが全部台無しにしちゃってるの。
詳細は省くけれど、じーさんが主人公に吹き込んだ話は何から何までウソで、
昔、都会で風俗嬢(最高の萌えポイントなのにっ!)までやっていたという洋子も
じつは純で、主人公と元旦那以外とは一切肉体関係はなし。
えー……これはですね、自分を含め、
彼女のキャラに興奮しまくってたプレイヤーを否定する行為ですよ。
散々、SEX慣れしたドスケベ熟女っぷりをアピールしときながら、そりゃないぜ。
淫乱系のエロを求めてプレイしてはいけません。まず間違いなく白けます。
ただ、ババアとのラブチュチュを求めている人にとっても、
逆に序盤の展開がネックになってしまい、後半の一部シーンしか楽しめないと思う。
はあ……最後まで、エロエロ股ユルババアで貫いてほしかったよ。
それか、最初っから甘々シチュオンリーにしちゃうか。
このお話がどこの層に向けたものなのか、私にはさっぱりわかりません。

なので、プレイ前は断然洋子派だったけれど、
結果的に江美子ルートのほうが楽しめた。
彼女の夫は遠洋漁船に乗っており、長らく不在。
欲求不満が溜まりまくりの江美子は、
いっしょに暮らす甥っ子の主人公を性欲のはけ口として扱います。
普段は常識的でおかたい感じの彼女ですが、
夜になると豹変し主人公を自室に呼びつけ、オナニーを見せつけたり、
マンコを舐めさせたりと、倒錯的な行為を強要してくる。
「なあ、スケベしようやぁ……スケベしようやぁ」って
迫ってくるワキ毛ババアに萌えッス♥
江美子ルートは、とくにお話らしいお話はない。
禁断の関係に、ずっぽしずぷずぷ溺れていくだけ。
オナニーの見せ合いっこから、コンドームセックス、アナル&生ハメ~と、
徐々にプレイ内容がエスカレートしていきます。
洋子ルートもこういう感じでよかったのに……はぁ。

あとはお約束のハーレムルートもアリ。
南の島で、ビキニ姿の洋子と海女姿の江美子とひたすらハメハメしまくります。
あ、そーだ、そーだ、洋子のマン屁体質はなかなかよかったゾ。
プップカ、プップカ、コキやがってまったく!
タカスギコウのムチムチエロス絵と相まって、
シーンのエロさ自体は高水準でござった。

ヒロインの声を選べるシステムについては、なんだろ……、
大昔のGuiltyのゲームでもあったけれど、なぜ今になって復活させたんだろw
まあ、でも大大大ファンな緋牡丹(白井綾乃)さんの
はんなり艶声を堪能できたのは、いかったですの♥

寝取られ興奮度:1
(※自分がどれくらいドキバクしたかを5段階で評価)