もう止めたげて! 日比野先生のライフはゼロよっ!!
前作の感想で、次は海外に行ってた姉ちゃんが帰ってきて、
寝取られる展開を超希望みたいなことを書いたんですが、
まさかそれが実現するとは!! 制作者の方も悪ノリが好きですねぇ……w
こういうはっちゃけたことが出来るのも、同人ならではってところなのかもしれません。
妻、幼なじみ、そして姉と、大切な女性たちがすべて奪われる日比野先生三部作。
ある意味、寝取られゲー史に残る名シリーズになったのは間違いないですな。
実際、内容のほうはどれも一定以上のクオリティなので、
寝取られスキーなら押さえておいて損はありませぬよ。実用度高し。
えーと、しょーじきなところプレイ開始直後は、
廃人寸前でボロボロの日比野先生を見て、ちと笑ってしまった。
でも、彼を立ち直らせるために海外から帰ってきたという実姉のキャラ設定と、
過去作をネタにせず説得力を持たせて本作に繋げていく話の持っていき方が非常に巧みで、
気づいたときにはすっかりゲームの世界に入り込んでいました。
間違いなく、真面目(?)な寝取られゲーになっております。
そして、肝心の寝取られ展開は、集団レイプからの脅迫、監禁系。
エリートで気が強いけれど弟にだけは激甘な実姉が、
彼を守るために謎のマスクマンたちに凌辱されていきます。
レイプ、脅迫・監禁、輪姦(総Hシーンの6~7割)、敵役がよくわからん人物と、
寝取られ的にマイナスな要素が揃っていて、一見すると微妙ゲーに思われるかもしれませんが、
全然そんなことはありません。というか、すげえ使える。
その理由としては、まず第一に絵がめちゃくちゃエロいこと。むとう絵の安定感は抜群やで。
陰毛や尻穴がしっかり描きこまれてるのも高ポイント。
次にテキスト。髪ノ毛座氏やフレーム氏のゲームをやっているときも感じるけれど、
本作のおくとぱす氏も抜きゲの文章を書くのが本当に上手い。
人物の心理描写にしろ、状況描写にしろ、Hシーンの描写にしろ、
短すぎず長すぎず、こう何というか読み手が感情移入して、
ハァハァしやすい絶妙の間みたいなものをわかっていらっしゃる。
んで、何よりも素晴らしいのが実姉のキャラ。まさに、咲子さんです。
頭がよくいつも冷静な彼女は、レイプされたあとも、
「SEXするなら早くしなさいよ。こんなことで女を屈服させられるとでも思ってるの?」
的な感じで、男たちに対して虚勢を張り続けます。しかし、心のなかでは、
「ああぁ……すごい舌が絡まってぇ……これが本当のキスなのぉ……」ってな風になっており、
彼女は身体だけを差し出したつもりが、
今まで知らなかった本物の快楽の味を知ってしまったことによって、
自分自身に言い訳をしながら、どんどん流されていってしまうのです。
表面的には決して強気を崩さないまま、自ら男の上で腰を振り出す女の姿ってマジでエロい!!
あと、話の後半部は実姉とマスクメンのリーダー
――正体は大体予想がつくと思うけれど――のタイマンになってる。
ここからはもう心と心の勝負。終盤、ついに完堕ちした彼女がリーダーに向かって、
「チンポ入れてぇぇーーーっ!!」って絶叫するところが本作のいちばんの見どころ(抜きどころ)。
今まであらゆる凌辱に耐えてきた彼女の精神が、一気に崩壊する瞬間のカタルシス。
……マジでハンパないッス。最後、リーダーの女になった実姉が、
日比野先生を罵りながら射精させるシーンもすごいよかった。ドMにはたまらんて。
次はレイプや脅迫は抜きにして、
ぜひ本作のようなヒロインでの正統派寝取られゲーを作ってほしすなぁ
――さすがに日比野先生シリーズはもう終わりだよね。まだ続くの?
おくとぱす氏は、強気女性が堕ちていく姿を描くのが超絶に上手いので、
すっげー良作になると思うよ。
寝取られ興奮度:3
(※自分がどれくらいドキバクしたかを5段階で評価)