ん~、いろいろと惜しい寝取られ
主人公は株で失敗して、その借金を返済するために東奔西走。
しかし、期日までにお金を工面できず、借金取りが家にやってくる。
下衆な借金取りは、返済日を延ばす代わりにと妻の身体を要求。
主人公は逆らうことが出来ず、目の前で妻を犯されてしまいます(強制フェラ、クンニ)。
そのあと選択肢が出てきて、妻を風俗で働かせて借金を返済するルートと、
弁護士に相談して自己破産するルートに分岐していきます。
寝取られパターンが、ルートによってまったく違うのはよいですね。
風俗ルートだと、借金取りが経営するヘルスで妻が働くことになります。
少しでも早く借金を返すため、店には内緒で妻が客に本番行為をねだるシーンは本作のいちばんの見どころではないかと。
「お客さ~ン♥ 特別に入れてもいいから、お小遣いちょうだ~い」
「えっ、本当に? でもあまり持ち合わせないんだよなぁ…いくらほしいの?」
「2本かなぁ」
「つっ…ごめん。今持ってないや」
「あぁん…残念。お客さんのチンポ入れてほしかったのにぃ…」
「次また絶対に指名するからさ、そのときはお金持ってくるから!」
「ホントですか? 嬉しいぃー♥」
みたいな。
嫌々ではなく、自分の意思でやってるってのがポイント高いですね。
また、自己破産ルートだと、妻はイケメン弁護士とネンゴロになっちゃいます。
主人公は細かい手続きやなんやらを妻に任せて昼は仕事に出てるんだけれど、
その隙を利用され、書類を作るための相談という口実のもと、ふたりは密会を重ねていきます。
こう書くと、どちらのルートも全然悪くないように思えますが、実際はちょっと厳しい。
何故かというと、エロシーンの力の入れどころが微妙というか、見せ方がへたっぴなのです。
風俗ルートでは、妻がヘルスで働き出すまで、ひたすら借金取りによるレイプが続きます。
んで、やっと風俗嬢化キターと思ったら、前述のシーン一回こっきりで終了。えー、そりゃないよ。
妻が風俗嬢からビッチ化するのがウリのルートなのに、客とのHよりレイプシーンのほうが多いなんて、ガックリです。
自己破産ルートも、最後、イケメン弁護士と妻がファックしてるところを目の当たりにするシーンはよかったのですが、
そこに至るまでのエロシーンはすべて主人公の妄想なのです。
妻の態度に違和感を覚え始めた主人公は、「まさか、俺に隠れてあんなことやこんなことをしてるんじゃ!?」みたいに思い、
あくまで彼の脳内で寝取られが展開されていきます。
例えそれが実際に起こっていたことだったとしても、妄想という形を取られてしまうと寝取られ感がどうしても薄くなっちゃう。
だったらまだ、エロシーンでは妻視点に切り替わる、とかのほうがよかったと思います。
あーあと、借金問題は確かに物語のキーなんですが、主人公は必要以上に自分を責めすぎです。
自責の念に駆られ、苦悩する描写は必要だけど、何事にも限度があります。しつこい。
大まかな流れは悪くないだけに、もったいない感が強いですな。
寝取られ興奮度:2
(※自分がどれくらいドキバクしたかを5段階で評価)