拝啓、母上様。早いもので、僕が上京してから丸3年が経とうとしています。下宿先から見える寝取川のさくらも満開に咲き誇り、連日連夜変態客で賑わっております。次もまたその次も、この美しいさくらが見られたらいいなと僕は願ってやみません。自身もこのさくらに負けないよう、立派な変態になって故郷に錦を飾りたいと思います。敬具
間違いなくアトリエさくらの最高傑作でしょう。
正直瞬発力だけなら、『それ妻』を凌駕したかもしれない。
つか、3～4年ぶりくらいに一日4回抜いた。
これで絵がぴこやジェントルだったら、満点つけちゃったかも。
ヒロインの貞操なんてどーでもよくて、
『妻陥落』やアニメ版『秘湯めぐり』みたいないきなりズドン系、
また『ヤンヅマ小春』や『交差する雌と雄』、関西オレンジの寧々さん本（C79）みたいな、
雰囲気＆状況に流され系がツボな人にとっては、どストライクな作品だと思います。
やっぱ、ロープライスNTR作品と妻ヒロインの相性は最高やね。
結婚してるって設定だけで、ヒロインとのイチャラブ描写や強い繋がり描写を省けるし、
いきなりNTR展開が始まっても違和感なく受け入れられる。
一話完結の読み切りエロマンガ（16P）も同じだけど、
妻、母、姉弟などなど、設定上の繋がりは絶対にあったほうがいい。
つか、短編で馴れ初めから交際期間を経てネトラレへ――ってのを、
きっちり描ききった作品なんて思い浮かばないもの。
マッハ堕ちだったり、ヒロインに魅力がなかったり、取られた感が自体なかったり、
あちらを立てればこちらが立たず的なのが多い気がする。
設定上の繋がりの有無は、ロープライスにおける良作NTRの前提条件かもしれない。
玲奈たんについて。
もうね、ウソつき女とか最高だよね。
「酔っ払って介抱してもらっただけだよ？」「キスはいきなりされて、拒めなかったの……」
「もちろん舌なんか入れてない！ 私、ヤメてって言ったもん」
「よく覚えてないけど、もしかしたらエッチしちゃったかも……」
「それは絶対ないから！ ゴ、ゴムだけはちゃんとつけてた……」
「生のオチンチンは一回だけ……入れた気がする……」
的なね！ これ全部ウソだぜ？ 黒いなー超黒いな－。
やべー書いててハイパー萌える、、、こんな魅力的なヒロイン久々やで。
でも、旦那を「愛してる」って言葉も本当なんでしょう。
添い遂げることを誓った相手がいたとしても、
福山雅治やジョニー・デップに口説かれたら、
大概の女は浮気しちゃうと思うもん（私が女だったら間違いなく抱かれるね）。
現実だと、その気はなかったけど、飲み会でいい雰囲気になって――。
昔、憧れてた先輩と再会して――。
ナンパ野郎の甘言に、ついつい乗せられてしまって――。
パート先で若い男の子から熱心に口説かれて――。
ってなパターンで浮気に発展するケースはよくありそう。
女の貞操を神聖視、絶対視してるのは男だけで、実際は紙切れ並にペラペラ。
そして私は、そんなペラい女が大好きなのです。
あと、今回の声優さんはキャラと微妙に合ってなかった（ちと若すぎ）んだけど、
声自体はかなり好き。通常の声と喘ぎ声のギャップがよいね。
AVとかでもたまにいるじゃないッスか。
普段は普通の声なのに、セックス中は赤ちゃんみたいな声を上げる人。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ!!」っていう部分がすげーいい。
NTR展開について。
とくに後半が素晴らしい。
寝取られに目覚めた主人公が、妻を隣室で浮気相手に抱かせるシーン。
他男とラブホに入る直前、妻からかかってくる「今からホテル入ります」の電話。
それらのあと、主人公が部屋でひとり悶々とする描写は、かの名作『ヤブヌマ』を彷彿とさせる。
「ああ……今、玲奈が隣の部屋で……」
ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ……!!
「もうチェックインは済ませたかな……くっ、今ごろアイツとハメまくってッ!!」
バク、バク、バク、バク、バク、バク……!!
とかとかとかー！ やべー勃起してきた。
私がもっとも好きなNTRのパターンです。
谷崎的な、倒錯マゾヒスティックシチュですね。
奔放な女に翻弄されてうんたらかんたら～みたいな。
ただ、ちと残念だったのが浮気告白シーンに比べ、さらっと語られちゃう。
その部分をもっと掘り下げていたら、なおよかったかな。
最大公約数的なNTR作品が溢れる中、
ここまで思いっきり針を振ったアトリエさくらの決断に拍手を送りたい。
人によっては「超ビッチなにこれ？」かもですが、
初めからそう思うNTRユーザーに向けて作られた作品ではありません。ご注意を。
私の魂の作品リストに、新たな一本が加わりました。
それと、次々回作スーパー楽しみにしています。
ぴこｷﾀーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
寝取られ興奮度：4
（※自分がどれくらいドキバクしたかを5段階で評価）