サイトを見て「終末・考察」と聞いて、まさに個人的ストライクと思いすぐに購入
この値段でこのクオリティはすごいと思った。確かにC†Cを彷彿とさせる構成内容だったが、個人的にはこちらの方が好きかもしれない。
物語の気になった所はコペンハーゲン解釈である程度は説明がつくと思うが「誰からも観測されない世界」というのは確率的にあり得るのか?(観測されないのなら確率的にと言うよりも定義的に存在しうるのか?と個人的に思う)
また、作中で「世界を成立させるために必要なものは、観測者と観測対象だ」と言うくだりがあるが世界に一人しかいない場合、観測対象となるのは世界か?それとも個人か?そもそも観測という主観が入る概念に世界を当てはめたとして成立するのか?(観測したとして確定させることができるのか?)と言うものが気になった。(気になったのなら個人的に調べろと言う感じですが...)
まぁ、自身の理解力と知識のなさは置いといて、人は結局のところ誰かに自分を認めてもらいたくて、互いにどうにかして自分を認めさせようと努力する、その方法として誰かを傷つけることもあるが、それは一つの手段として、まぁ許してやろうじゃないか、そうやって認めて、認められる事で人間として生きていくことができる、という点においてですが、例えばある日、交通事故にあって植物状態になってしまったとしたらそれは人間か?それともただ生命活動をしているただの物体化か?と聞かれたらどっちなのだろうと思った。(個人的には、後者の考え)
総括をすると、このゲームは過去、現在、未来において人類を救済することがテーマであり人間を認め世界をあるがままに観測することは美しくとても素晴らしいことではないか?と言うのが心になんとなく印象付けられた。
自分が、まぁ少しずれていて他人なんて関係ないと思っている方がいたら是非プレイしてみてください、少しだけあなたの世界に対する観測が変わるのではないでしょうか...
拙い長文失礼いたしました。