最高でした。
気が向いたら買う予定でしたが、とあるキッカケで遊ぶことになり、数多くある積みゲーを
押しのけて強行プレイしました。
本作クリアから結構な期間が経過していたので、記憶が断片的なところもあったのですが
思いっきり記憶を蘇らせる「83秒のあらすじ」が最高すぎました。
これで一気にヒロインとの時間が蘇ってきてテンションが上った状態で始められるという
究極のユーザーフレンドリー。
おそらく以前の作品でも大丈夫だったとは思うのですが、フルHD相当に拡大しても文字が
ぼやけずキレイな大画面で遊べるというのはこれだけで破壊力が倍以上になります。
ヒロインの可愛さには充分以上満足していましたが、これで更に満足度が格段に上がりました。
ポジション的には「ファンディスク」でおそらく既定路線だったであろうアメリのヒロイン化。
私の思いっきり偏見が入ったレビューですが、ポサラさんは「一風変わったキャラヒロインを
演じさせると超天下一品」というイメージでした。
そこから比較すると今回のアメリは「だいぶ普通のヒロイン」ということでどうだろうという
自分勝手な半信半疑的な気持ちがありましたが、全く持って杞憂でした。スバラシイ。
得意な料理が「ポテサラ」なんて絶対モジっているだろう!とツッコミたい同志はきっとたくさん
いることを祈りつつ。
ルートの出来は個人的には十分満足です。もともと主人公に対しての好感度は高かったので
すぐに好きになって結ばれるところも自然でした。普段オドオドしながら友人グループの距離感に
苦しみつつ、主人公への愛情ゆえブチ切れたところも非常に良かった。そんな恥ずかしい会話を
偶然主人公が聞いてしまうというのも非常にありがちといえばありがちなのですが、そのへんは
突っ込む必要はないだろうということで目を潰しました(つぶりました)
その他メインヒロインのルートも非常に良かった。レビューなので各人のルートの考察をしながら
というのがセオリーなのですが、個人的にはハミクリで蕩けた人には全員これを遊ぶのを必須というふうに
推したい。とにかく「可愛く魅せる」要素がふんだんに用意されていて最高すぎです。
最初から主人公大好き状態な塩先輩というシチュエーションが最高。遠慮なく甘えてくる
あすみんルート最高。好きすぎる気持ちを隠しきれないかのちんルート最高。そして
成長した主人公がもう一回最高の場面を見せてくれるひよりんルート最高。
よって、すべてのヒロインのルートが最高ということです。
甘口レビュアーであることは自認しているのでそのへんのツッコミはなしで。
主人公が会長になって一年経過。そこで格段にかっこよく成長したところで格段に好感度が
上がった状態で楽しむ最高のハミクリがここにあります。
本作をクリアした人に向ける最高のプレゼント。長さもちょうど良くて息抜きにもピッタリ。
是非味わって蕩けてほしい逸品です。