こんなに感情を揺さぶった作品はなかった。
いろいろと話は聞いていたので、ある程度の覚悟を持ってゴールデンウイークのお供としてプレイ。
ちなみに、昨年は「さくら、もゆ。」でした。
最初から難しいコトバのオンパレード。哲学書の一部分を引っ張ってきてそのコトバに意味をなす。
とにかくコトバの奥が深くて、そこにどこまでついていけるかで楽しみ方も変わりそう。
自分自身教養がない類の人間なので、だいぶそのへんが理解できないまま進めましたが、気がついたら
クリックが止まらない。不思議過ぎる。何となく理解が進んでいくうちに、物語の根幹が見えてくる。
何故このような結果に行き着いたのか、何故このような存在があるのか。
作品を進めていくうちに、少しづつ判明してくる真相。
テキスト、イラスト、声、全てがぴったりと一体化した世界観にきっと大半の人は魅了されるでしょう。
自分が今まで体験してきたゲームの中でもどのジャンルにも沿わない、独特のジャンルでしょう。
ダメな人は多分1時間も耐えられない。場面によってはつらすぎて投げてしまうかもしれない。
プレイヤーにいろんな苦行を与えてきますが、最後の最後まで頑張って取り組んで欲しい。
神作であるのは間違いありませんが、出来るだけ世界観を知るために他のゲームだとかと掛け持ちは出来ない。
「覚悟」を持ってじっくりとすかぢワールドを一人でも多く体験できることを祈ってます。