本当に良くも悪くもライトノベル的な作品、個人的には少し残念。確かに短く、説明不足ぎみながらも作品の雰囲気に引き込まれることはいいのですが・・・
ご都合主義の使い方まで悪い意味でライトノベルなのは勘弁してほしい。
例えば、主人公がへたれなのに初見のヒロインを海に叩き込むのは有り得ない。さらに、一番嫌いだったのがヒロインの婚約者設定、これは使ったからには作品の中である程度消化してほしかったし(いい方向に運ぶにしてもあんなに簡単に解決してほしくない)、できれば婚約者を使わずに(父母との不和だけ残して)話を進めてほしかった。実力のあるライターさんが企画しているので、あえて残念と言わせていただきます。