ボリューム不足ですね
この値段でこのボリュームはありえないですね。
だいたい元々エロがメインのゲームではないのですから、それが気に入った人がFDでエロの補完を望む割合は決して多くないかと。
ニキータ編、あとヒロイン達のAnotherは長さ&内容に文句を付けたいところは多々あるとしてもまだ何とか許容できますが、他はほぼ寒いネタシナリオですし。
ニキータ編はシナリオは大筋では問題ないもののやはり駆け足感は否めませんね。それにしてもあの設定でよくもまあ500年も血を絶やさなかったというのが不思議でなりませんが。元々1人しか生き残っていなかったのですしその後血族婚を繰り返したにしても正直信じられないほどですね。あとどうやって制服を用意したのか謎です。
それと夕菜編では記憶の扱いが本編と異なっているのが気になりましたね。本編だと忘れなかったことになっているのに、こちらですと忘れたけど思い出したことになっていますし。
記憶といえばこれは本編の方にも言えることですけど記憶の戻る条件がよくわからないですね。姫乃EDによると現実世界にスタジォーネの人間が戻ったら記憶が戻るとありますが、それなら夕菜EDやリーゼEDで覚えていないということは最初からありえないことになりますし(戻ってきた時点で思い出すことになりますから)。ニキータ編でニキータ&姫乃が残っているから記憶が失われないという説明が出ていますが、その場合でもリーゼEDで姫乃がこちらに残っている以上記憶は失われないことになりますし。そこらへんちゃんと筋道立てておいて欲しかったです。
それにしても特に欲しかったわけではありませんがサブヒロインの中で鈴蘭だけシナリオがないのはちょっと腑に落ちなかったかな。
個人的に見てみたかったエピソードとしては姫乃関連になりますが、水澤の両親とプランタンの両親の面会シーンや、かつて姫乃を誘拐した兵士が捕まって(過激派の者ならば今回侵入してきた過激派と連絡を取って合流とかありえますし)その後の話とか見てみたかった気がします。後者だと姫乃は一国の姫の誘拐が大罪であることやプランタンの両親の受けた心労などを慮りはしても、それでも結果的にではありますが大切な人たちと出会い幸せな生活をおくることできたわけで、おそらく減刑を願うと思いますから。
最後に非常にどうでもいいことだとは思いますが男性サブキャラのカップリング考察。
・団十郎
まあ雫葉とは成立しそうにないので、あとはりりかしかありえないけれど。
雫葉ルートではもちろんりりかと成立しているわけですが、他ルートだと望みがあるのは姫乃ルートくらいでしょうか。
その他のルートではスタジォーネに帰ってしまうので接点がなくなりますから。
・クリス
姫乃orありすあたりですかね。小春は難しそうです。
姫乃とは姫乃との接点の関係上望みがあるのは夕菜ルートくらいですか。姫乃ルートでも接点はありますが主人公と姫乃が結ばれている以上は望みはありませんしね。
ありすとはありすルート以外では望みがあるけど、やはりスタジォーネでは他国の者と接する機会などそうそうあるものではありませんから姫乃ルートが一番望みが高そう。
小春は姫乃ルートでないと接点がなくなるわけですが、姫乃ルートでもありすより優先されることはなさそうかな。
・真治
夜叉丸と……というのは冗談として。
鈴蘭くらいかな。その鈴蘭にしても雫葉ルートだと卒業後に接点がなくなるから他のルートくらいでしょうか。