覚悟してプレイするゲーム
個人的には丸戸史明最高傑作。
リアリティがあり非常に丁寧で辻褄が合っているシナリオなだけに、こういう内容だと本当に嫌な汗をかかされる。(褒め言葉)
蛇足だが、どうしてこの作品やパルフェを書いたあとの冴えカノがああなのか。わからない。
個人的には小春ルートラストの雪菜は、正直言葉にならなかった。
当作の醍醐味とも言えるが、見ているこちらが辛くなるほどのテキストやCGを無駄なく出してくるのはとてもすごい。
音楽も大変素晴らしい。サントラを買ってしまった。
大学編が終了してひとまずはハッピーエンド!
「・・・あれ? かずさは・・・?」
と見せかけての 『届かない恋』 が流れて始まる最終章。
しびれました。
チープな内容ゲームでも、曲が良いだけで良作に感じてしまうのに、
この作品はシナリオも良いくせして、曲も最強だからズルいと思う。
クリアしてから時間が経てば経つほど、自分の中でのこの作品が昇華される。
いつか時間が経ったらもう一度やりたい。