伝奇物として素晴らしい
シナリオ、CG、音楽が高レベルでまとまっています。
伝奇物としての出来はよく、最後まで飽きずにのめり込んでプレイできました。
途中でギンカが退場し、銀花に融合していく展開は必然で、説得力がありとても綺麗でした。
残念だった点は3つ。
1つはアトリと比べてギンカの魅力が浅く、心に残るシーンがあまりなかった点。
もう1つは、主人公が主人公していない点。
主要キャラ2人の魅力が弱くなってしまったのは、2人の行動が運命を切り開くベクトルを向いていなかったためです。
3点目は、2曲ほど残念な曲があること。作品名はあげませんがいくらなんでも似すぎでしょ…。
全体として、「惜しい」ゲームでした。神ゲーではないですが、良作です。