ゲームというよりはドキュメント
ネタバレを含むと思うのであしからず。
登場する人物は結局死にます。
ですが、死というものをエンタメ化するのではなく、ドキュメントとして淡々と語るというほうが、この作品を表現するのには相応しいかと思います。
ただ迎える結末に向かってご都合主義な展開もなく、しっかりと終わりを見据えさせるところに、作品の完成度を感じます。
その反面、ドキュメントと称したように、じゃあなにを作者は訴えているのかというところに多くの疑問が生じたりもします。
ですがこれは、プレイした人の感じたままが正解なんだろうと思いました。