ありふれた日常を幸福に生きる
前作の終ノ空が気に入ったのでこちらもプレイ。結果から言うと「雰囲気の終ノ空」「完成度とボリュームのすば日々」と感じた。すば日々にも電波やホラーと言った要素はかなり含まれるものの、どちらかと言えば綺麗なシーンや感動的な要素も印象深い。特に4章の伏線回収がとんでもない。今までの人生で見てきた伏線回収で最高クオリティと言っても過言では無い。泣ける話が意外と多いが、別に泣きゲーという訳ではないので注意。グロは割と控えめなので全然苦手な人でもある程度耐えれるラインだと思う。Hシーンは基本頭おかしいか陵辱か普通に純愛という感じで前者二つはシナリオ的に必要なものだし純愛Hの数もまぁ及第点。追加シナリオの喘ぎ声の表現だけ苦手だった。
エンディング三つのうち一つがちょっと胸糞。嫌いじゃないし面白いのだが......。という絶妙な萎え具合でそのまま作品が終わってしまうので追加シナリオは絶対最後に回した方が後味が良い。そこだけはやはり理解しきれなかったのでほぼ100点だが1点下げて99点。
グラフィックは美麗でキャラもかわいい。UIは10thAnniversary特装版のものが若干慣れるまで文字が読みずらい。黒文字を白で縁どりしていて背景色が黒だし縁どりが割と細い。
曲は本当に良い。BGMもボーカル曲も好みだった。最初そんなだな...と思った曲も聞いてるうちに中毒性の出てくるスルメ曲と化す。
本ッッッ当にプレイして良かった。