chapter5の衝撃と、chapter6のパッションが好きすぎる。控えめに言って愛してる。
chapter6の日向君が発したセリフで、「奇跡だって起きてもおかしくない。これはゲームじゃないんだ」的なのがあったと思うのですが、凄く痺れるんですよね。
普通、ゲームは創作物である以上、無限大の可能性に満ちていると考えられる。けれど、本作ではゲームのキャラクターというのは生き方が縛らており、普通の人間と違って可能性が無いという主張が江ノ島から語られる。予定調和なのだから奇跡は起こらない。そして日向君たちはそんなゲームのキャラクターみたいなもんだと言われる。
しかし、日向君は自分たちはゲームのキャラクターではないことを主張し、自分たちは現実を生きる人間なのだから、ゲームキャラより生き方が無限大だと訴える。
この訴えが、プレイヤー側に勇気を与えるものであるし、なによりパッションがハンパない。直前の七海の語りも相まって、涙が出るシーンになっていた。