エロに特化した、これまで積み重ねてきたものをすべて放棄した駄作。
長編・しっかりとしたシナリオが売りだった緑茶だが、今作で「より簡単に」「売れそうな」作品づくりへとシフトしたことが見えた。
エロシーンの大幅拡充、個人シナリオではエロ全面推しのシナリオは時間軸を感じさせない切り貼りで作られている。
まとまってはいるが、これをすたじお緑茶の作品としてみる人にとっては、まず良作と言えることはないだろう。逆に言えば、ライトなイチャラブエロを求めている層には悪くないと思える。
が、正直言ってシナリオも荒く稚拙。ゴーストに書かせている、といった方がしっくりくるレベルでした。頑張ってここまで支援購入してきたけど、もう次はないですね。恋色空模様本編以降、全て「駄作」という批評しかしてこなかったものの購入を続けた自分ですが、方向性を変えた以上もうどうでもいいやとなりました。色々とありがとうございました。