鬼才・桜庭を中心に据え、癖しかないキャストをもって形どられていった、狂気というよりは純粋な怖さ・恐ろしさにも見える、手に汗よりも背筋に冷や汗や何かを感じてしまう「何か」。そんな「何か」であったように、ぼくにはみえました。長文部分はやる前に見てもやった後に見ても意味不明だと自分でも思う、この作品を終えたことで思ったことを書いた、短めの文字の羅列です。
『蛇足(だそく)とは中国の故事。 出典は『戦国策』斉策。 余計な事、不必要な事などの例えとして用いられる。(Wikipedia「蛇足」より)』
なるほど、これは、「蛇足」。
地を這う爬虫類である「蛇」に足はないと思っている平凡な僕らだからこそ思う、「蛇足」。
わかりそうでわからないし、わからなくていい。そもそもわかるわけがない。世界観、人生観とでもいうべきかを同じくするとする駄作に通じる、「わかったつもり」に対する盛大なアンチテーゼ。
創作らしい、完璧に作り込まれたと思っているというその思いに対して投げかけられたそれは、「狂気」を理解できないし、測る指標を持たない平凡な僕らには、やっぱり理解のできないものだったんだと思います。
他の作品の感想等に倣い、なにか書きたいという思いは確かにありますが。「蛇」というものには足がないのが当然と思っている僕には、「こういうことがありました」としか事実書くことができないので、この作品に対しての共感や感情はかけません。無理です。他の方にお任せします。
「世の中にはそんなものもある。」
大事ですよね、こういうこと。
△もう少しあの子の体格はシーンでも表わしてくれるとよかったんだけどな……
◎向日葵そよさん、良いですね。もっと活躍が見たかったです、残念無念。