ヒロインをはじめとした登場人物の濃さは相変わらずで、さすがAsaProといった感じではないでしょうか。その濃さをヒロインの魅力にうまく昇華して、その√をプレイヤーになじませるということができていたので、具体的な話の展開とかそういうもの以上には楽しむことができたような作品だったと思います。もっとも、そのような強力な力をもってしても、一定の域を出ない内容では楽しむのもここまでかなというようなところが見えてしまったのは少し気になりました。ギャグものなので、こんな風に内容がどうこうとか言ってしまうこと自体がナンセンスな気もしなくはないのですが…… 長文はメモ書きのみです。
スキとスキとでサンカク恋愛
→毎度恒例のAsaです。それ以上でも以下でもない期待でやってみようと思います。
※だめだこの妹(ほめ言葉。
○僕オタクだから、身体に悪いものだいすき!!
※ちょっとこのオタクの書き方はわかる。好きなものの時だけやけに絡んでくる感じわかるわかる。
○ガスマスクおばあちゃんはずるい
○一連の流れがある感じはいいと思う。
攻略はだれができるのかそもそもわかんないんだけど、これで行こうかな。
小森江すず→小森江七瑠→木須志衣菜→鳴滝真帆(適宜サブ)
小森江すず 69+1
→ほのぼのふわふわ実妹ちゃん。一度決めれば全力疾走だから一番オタクモードがタチ悪い……
◎設定上のそのシリアスをワンクリックで吹き飛ばす、流石です(何。
※妹を意識する感じと、ヘタレてる感じはいいんじゃないですかね。ここまでシリアルにする必要なかった気もするんですけど、それは私の期待の問題なので、まぁ、いいか。
→でも、七瑠の方に関しては、この描写の仕方は◎。一人静かに終わる初恋、っていう感じ、よく出てる気がする。
「綺麗に終わってくれてありがとう、私の恋。」
△なんだよこの発射します! 的な体勢……
→んー……実妹が苦手で何がいいのかよくわからないってせいもあるのかもしれないけど。正直、何がいいのかよくわからないルートだったように思う。
いつものAsaらしく、シリアスをワンクリックで吹き飛ばしつつも、うまくシナリオ内に絡めていく描写の仕方は上手かった。でも、良くも悪くも印象に残ったのはそこだけで、ハードボイルドが実は好きな女の子、というところ以外イメージさえも残らないというルートとしては正直残念なところでありましたとさ。
ただ、ヒロインとしてはともかく、登場人物としては非常にいいキャラしてたとは思うので、他ルートでどれだけ暴れてくれるかの方に、ちょっと期待したいところです。
これだけの芯の強い女の子、僕はヒロインとしては見れなかったけど、登場人物としては非常に魅力的だと思うから。
○EP加点+1
和露田茜 70+1
→名前なんだこれ。そして√あるのか。どうしてこうなった。
○どうしてこう(√入る展開に)なった……
→意外にエロかったのは大きかったです。適度に短い&ダルダル展開でサブキャラルートとしてバランスもいいし、無気力キャラとしても、ルート前のイメージを崩すことのないまま終わってくれたので、個人的には合格点です。サブなので点数は抑えめ。
○EP加点+1
小森江七瑠 69+0
→うるさい子。ダメっ子。オチ要員。……並べてみてロクな要素がないんだが、大丈夫か?(
※ステレオタイプな偶像と現実の差に揺れる、って感じが出てるのがいい。すずと対比して、七瑠をとにかく無能に書いてきた共通からの流れとしては、うまく使ってる。ただ、これ、どう持っていくつもりだろうね……
○かーさんがんばりました。。。
→すずルートとは反対に、ここではすずの諦め方がまたうまく書かれてる。ここがうまく書かれてるってだけで、サンカク関係っていうのを扱おうとしたところは十分に評価してもいい……のかもしれない。
※妹を神聖化しすぎ……そうなんだよなぁ。すずの指摘する通り、七瑠はどうも「義理」ってことに負い目を感じすぎて、必要以上に「妹」を求めているみたい。そんな属性は、エロゲやアニメではいくらでも話題にされているけれど、こと恋においてはそんなの必要ない。それだけのことを、案外当事者ってものはわからないものなんだよね。
→すず√と対比されているルートということもあってなのか、すずよりはできてたんじゃないかなとは思う。でも、普通に見るとやっぱり何とも言えないところかも。
どこをどうすれば、とかそういうことは全然思いつかない(こういうことを言うこと自体、曲がりなりにも作品として「完成」させているクリエイター様方に失礼なのであまり普段から考えもしない)のではあるけれど、どこかしっくりこない辺りは、多分、「妹」という属性自体が私にはあってないゆえの感覚なのかもしれない。
ただ、やっぱり、登場人物としては非常に魅力的でした。この2人がサブに回るもう一つのサンカク関係が、今から楽しみです。
※√のこと何も言ってないので、何か加筆して書くことがあるかなとも考えたんですけど、やっぱりないです。はい。
・EP加点なし
→だって、ヒロインのウエディングドレス姿なんていう、あれだけいいCG用意しといて、それだけかよっ! ってなりません? なるでしょう? ならなきゃおかしくありません?
……なりませんか、そうですか(
木須志衣菜 76+2
→猪突猛進爆裂ガール(コミュ障)。そしてエロゲクズ。あっこれダメな奴だ(
今までのアサプロからすると、完全にネタ枠のヒロインなんだけど、なんだか意外に楽しめそう。
○妹サンカク関係でも思ったけど、うまく諦めさせる描写を描いているなぁと。妹の方とは違ってあっさり書かれてはいるけれど、それが本来の距離感、という感じがして、なんだかよくわからないけど趣を感じる。
→そこに加えて、もう一押しという感じのこのイベント。いやはや、まさしく平和なサンカク関係ですね。
※やっぱこの妹ズ、サブのほうがキャラ濃くておもしれぇwwww
→そして仲いいなぁ……
○「私……自分のこと、人に話したりするの、苦手でした」
「押しつけがましいっていうか、私のことなんて、誰も興味ないだろうって決めつけて」
(中略)
「今は……なんだかとっても、自分の気持ちを、誰かに話したい気分です」
→オタク特有?といっていいかはともかく、自分自身も納得してしまうような、極端な自虐。
結局オタクをやってて、言葉ではオタク最高! と言ってはいるが。二次元コンテンツの登場人物を見て、楽しんで。そういう行為をしているうちに、登場人物が一般的な交流を楽しんでいるからこそ楽しさを感じてしまっているということを知っているから。心のどこかでは、そういう「普通の交流」とは違った現実を歩んでいるという、負い目が少なからずあって。そういう思いがこの簡潔な言葉に現れているんだとしたら、すごく評価したい(乱文。
※だから、ちょくちょく挟むエロゲネタなんなのwwwwww
○先輩シチュわかってるな?……わかってるな?()
→評判になる理由もよくわかる。二次元世界に出てくるオタクが恋愛をしたらこうなるよな! という妄想を全くそのままに再現してくれている。
こんな妄想オタク恋愛をそのまま描こうと思うと、考えるまでもなく、つなぎとなるようなしっくりとくる題材がなさ過ぎて、大体はめちゃくちゃになりすぎてしまうように思うんだけど、そこはメーカーが今まで築いてきた地位とでもいうのか。このメーカーのいい意味で軽々しいノリが、そんなあり得ない荒唐無稽な恋愛模様をゴリゴリにつぎはぎしてくれていて、しかも、それが、まったく違和感を感じさせない。ごり押し一辺倒な話ではあったけど、結構気に入りました。
上記した通り、エロシーンもこれまでのヒロインとは違って、かなりエロゲを意識したエロシーンになっていたのは萌え豚としてポイント高いです。
総合すれば、最初の印象とは異なって、普通にいいじゃんとなったヒロインとして、素直に面白かったといえるものになっていたように思います。コミュ障でちんまい爆乳ボンバー先輩の今後はいかに!? って、普通にいい意味で空気読まずにいちゃラブしてますよね。こりゃ完敗だわ。爆発しろ。
○EP加点+2
→これはずるいでしょ。ずるいでしょ(確信
カーラ・オリヴィア 66+0
→元に戻れやクソデブ。汗豚のほうがヒロインとして可愛かったんだよ(錯乱
※やっぱりいろいろありました()
○「その時、歴史は動いた」やめろやwww
→はい。そよそよボイスありがとうございました。ごじゃるな語尾が移りそうでごじゃる。ごじゃるじゃる。それしかいえませんでごじゃる。以上。
・EP加点なし
鳴滝真帆 77+1
→大本命幼馴染。変えてみたいけれど、変えたくない。そんな関係を変えるきっかけや、出来事、心情、そのあたりをどんな感じで描いていくのかが、とても楽しみ。
※どうでもいいけど突然の提案多くね?
○もうすでになんか、ちょっと距離感測りかねてる幼馴染って感じが現れまくってていいぞ~これ。
→ああううああううあああああうあうあうあうあうあうあ
→いろいろ書こうと思ったけど一言だけ。
いいキャラしてますありがとうございました。
○EP加点+1
推しヒロイン:鳴滝真帆
点数 73