ErogameScape -エロゲー批評空間-

Accord4312さんの恋する乙女と守護の楯 ~薔薇の聖母~の長文感想

ユーザー
Accord4312
ゲーム
恋する乙女と守護の楯 ~薔薇の聖母~
ブランド
AXL
得点
75
参照数
603

一言コメント

久々にしゅーちゃんの活躍を見れた。色々話のスケールでかくない? というか多くない? 一介のエージェントが何とかするレベルの話越えてない? とかいろんなことは思っちゃったりしましたが、作品にも止めていた雰囲気はそのままになっていたように感じられたので、それでよかったんじゃないかなって思います。やっぱりBADエンドなんですよ。長文部分は簡単なルート感想レベルのメモです。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

恋する乙女と守護の楯 薔薇の聖母
→面白かった作品の続編って意外と手が出せないですよね。その例にもれず今まであえて避けていたんですが、ようやくやる決心がつきました。

アホほど攻略順は悩みましたが、なんとなくこんな感じで行きます。

土屋真愛→冨金原麻衣→ソーニャ・カシチオール→水無瀬希望→眞木莉里

土屋真愛 73
→ヤバい、この子、ヤバい。この子をリスペクトするレベルの語彙で説明すると、とにかくヤバい。アホだ、コイツ。
※なぜ、シャワーを、描かない。
※流石に数年間潜入任務がなかっただけありますね、しゅーちゃんおマヌケすぎません?(ボロン

→このいい感じによくわからないくらいデカいスケールのお話、いいぞ!
細かいことを言いたくなる、という意味ではSNS等ですぐに感想等を共有できる現代向けではない話の流れなんだろうけれど、この作品があくまでやりたいのは、「護衛対象との恋愛」だと、そう考えるなら、いい添え物になっていて、むしろメインを邪魔しないという添え物感が出ていて、面白い要素に感じられるんじゃないでしょうか。
ある意味でいちばん、このシリーズに期待していたお話を早々にやってくれて、懐かしさもあっての満足感は高いです。

冨金原麻衣 73
→ここではバレもどんどん書く気だからいいけれど。登場人物として描いている人物が少なすぎたからか、何とな-く、途中で察せてしまったのはどうなのかなーとは思わなくもないです。でも、結局は、かわいいから、いいですよね!!

→あくまでサブ的な扱いになってしまうからか、どうしても端折り気味に感じてしまうのは仕方ないのかなって思います。それでも、少なからずは「護衛を機に始まる恋愛」というものになっていたので、まぁよかったんじゃないかなって思う次第です。
→個人的な感情ばっかりで言うと。ぼく、こういう子はめっっっっっっっっっっっっちゃくちゃ好みです。「自分」を表現できるようになった、というシチュエーション、好きすぎるんですよ。その意味でも、短めではありながら、そういう話として出来上がっていたというところで、このルートは好きになることができました。

水無瀬希望 76
→本人のあずかり知らぬところで、という言葉は、まさにこのお話を表わすにぴったりの言葉であって、同時に、「護衛対象を守り抜く」ということに徹する「護衛」のお話としてはぴったりだったんじゃないかなって思います。
ここまでのド天然さんの方が、なんというか、守ってあげたくなっちゃうというか、そんな感じですよね。
色々察してくれるヒロインの方が魅力的に見えるということはあるのだろうけれど、このお話に限っては、これくらいでよかったんじゃないでしょうか。

ソーニャ・カシチオール 76
→にゃんこだ! ぜったいロシアンこれにゃんこだ!!!!!!!!

→かわいい、かわいい……養育しなきゃ。。。。。。

眞木莉里 76
→ヒロイン的に好みだったというのは大きいけれど、やー、いい子だった。しゅき。それしかいわなくていいや()
※ただ、このルートは最初の方にやった方が話の流れ的にはよかったのかも、とは思わなくもない。珍しく、アレの正体が最後まで明かされていないルートだった気がするし。ほぼバレているようなものだけど。

→以上から見ると、敢えて攻略順を指定するなら下記の通りなのかもね。ただ、真愛の後に莉里をやるとどうしても、真愛が可哀想で仕方がなくなる気がするんです。

土屋真愛→眞木莉里→冨金原麻衣→ソーニャ・カシチオール→水無瀬希望

―――――――――――――
点数
(73+73+76+76+76)/5
=74.8
≒75