全体的に作りが粗く、特に個別ルートは、やることだけやったらあとはエンディングでおしまいとなってしまうので、何かを期待すると肩透かしになってしまうのだと思います。ですが、粗の目立つお話とは異なり、ヒロイン一人一人は、「愛することができる」ヒロインとしてしっかりと描かれていましたので、お話の粗さの割には、「読める」お話なのかなとも思います。奈月さんと寄り添い合う人生が欲しい。長文部分はいつものプレイメモです。
アンゲネ~ム・プラッツ
→買ってから知る、実は女装ゲーだったシリーズ。あまり話を聞かないゲームだけに、どれだけできているのかは、正直気になるところ。
※あんまり攻略のイメージがつかないままに分岐まで来ちゃったけど、まぁ、これで攻略して以降かな。
△エ〇キバンかよ……
×目なしこっわwwwwww
△シーンのパターン、全員、学校の温水プールでの水着Hが入ってるの、個人的には手抜きに見えてしまうんだけど、どうなんだろう……
→いろいろこの辺で言いたいことが多いので、全体-1
八重 響→天ケ瀬 初音→上泉 優菜→那菜 奈月
八重 響 65
→どうやら男性恐怖症らしい、戦隊ヒーロー大好き後輩眼鏡ちゃん。割とにぎやかしタイプのキャラなのに、男性恐怖症、というのは珍しい組み合わせのような気もしないでもないけれど、アリなのかなぁ?
△いつの間に付き合うというか、好意持ってるというか、そういう話になったんや……
→てか、いつの間にりおくんさん呼びじゃなくなってん……?
△えっ、どゆこと……
→ヒロインとしては王道な設定で、素直にかわいい子だったと思う。思うのよ。でも、ここまですごい勢いでぶん投げたお話は初めて見た気がする。
そりゃあ、確かに、すぐにどうにかなるってものでもないし、むしろ、どうにかなっちゃったら、奇跡すぎてご都合かよ、って感じにはならなくもないよ? でも、だからといって、これってどうなのさ……
→一応、エピローグで微妙に補完されていたけど…… それを少しだけ描写する気があったなら、最初からそれも入れてやれよ! という感じもなくはないし……むずかし。
天ケ瀬 初音(ねね) 70
→お名前が読めませんシリーズ。やってて気づいたけど、唯一の同級生枠なのねこの子。他のヒロイン、全員年下だし。
→この子が一番年下っぽいというか、子どもっぽいというのは禁句で。
※なるほどコミュ障じゃねーの(ブーメラン
→でも、そのコミュ障を解消しようとするきっかけを得ようとする話とみれば、さっきに比べたら存外悪くないのかもしれない。
→前のルートに比べたらそこまでぶっ飛んではないし、むしろ、それなりにうまくまとめてあるんじゃないかってくらいには、王道なキャラ萌え系シナリオとして、メインヒロインの人となりをうまく生かした物語として、上手に出来ていたんじゃないかと思う。
あっさりとし過ぎてて消化不良、という感じな部分がないわけではないけれど。これくらいに話は留めておいて、ヒロインとのイチャイチャとか、エロエロとか、そういうところを書いているほうが、「ヒロインと恋愛をするお話」としてはうまくまとまっていいのかな、とも思います。
そんなことをふと思わせてくれるお話でした。
※エピローグも、そのご都合なところはともかくとしても、「エピローグらしい」小話になっていたので、悪くないと思います。ホント、響のお話はなんだったんだ……
上泉 優菜 70
→年下幼なじみ。初音と2人で並び立つ、という形での主役級ヒロインというところなんだろうけれど。ここまでのお話の中では、「よくわからないけれど、主人公が好きな子」という印象しか、良くも悪くも存在しないので、どう見たらいいのかが正直よくわからない。どんな子で、どんなお話になるんだろうか……
※いやまぁ、新吾くんが優菜のこと好きなんだろうなぁっていうのは丸わかりなんだけど。これ、どうやって話に絡ませるのかなぁ……
→ぼくはこういうの、嫌いじゃない。主人公が受動的過ぎるって意味では、まぁ、爽快さは期待できないのかもしれないけれど、皆にいい顔してる優柔不断な主人公っていう主人公像からすれば、この展開はある意味必須だろうし。
→新吾くんの対応もまた、あくまで主人公が中心ということを前提に置く、シリアス極力排除のキャラ萌えシナリオの点から考えたら、いい感じ。なんだ、やっぱりおかしいのは響ルートだけなのか(早合点
→ここから失速したとしても、このつきあうまでの一連の流れだけでも、ボク個人的には十分堪能させていただきましたという感じだなぁ。しゅき。
〇関係ないけど、優菜のすごんだ声、好きだわ()
※イベント運営失敗の話とコスの話がごっちゃになってないか、これ……
→やっぱり微妙に尻切れというか、それで終わりかよ! という感じは否定しきれないけれど。先にも書いた通り、告白までのお話はしっかりしていたと思うので、それほど悪印象にもならなかった感じです。
希望をいうなら、もう少しラブラブイベントはあってもよかったのかな、という気もします。幼なじみ特有の距離感みたいな感じで、共通前半でその手のイベントを使われてしまった感があって、個別ではそのあたりの描写が少なくて、少し肩透かしなところはあると思うので。
那菜 奈月 73
→落ち着いているように見えて、一番のぶっ飛びというパターン。ぼくは王道で、好きですよ。どんな子ということになっているのか、結構気になりますね。
※こいつら、誰一人まともにチラシ配れてねーじゃねーかwwww
※そういう設定かぁー 僕好きだなぁー 超好きだなぁー(最初からそれ匂わせといてもええやん、という個人的な好みがあるのは置いておきます)
△いや、だから、いつの間に付き合っとんねんあんたさんら……響ルートでも同じこと言うたぞ、おい。
〇あぁ~^ 浄化されるぅ~
→こういう子、ホント、ぼく、すき。
→もう話とか、今更期待も何もないので、どうでもいいです。ただただ、この、「変わろうとしている」女の子な奈月ちゃんが、とってもかわいいです。それ以上でも以下でもありません。こんな子と生涯かけて寄り添い合える人生、いいと思います。
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点数
(65+70+70+73)/4-1
=278/4-1
=68.5
≒69