設定と、それを魅せようとした全体の流れはいいものだと思います。ですが、全体的にやや駆け足で、設定の魅力を感じることまではできても、どのルートもそれを生かしたお話というものを感じる前に終わってしまうのが、ただただ残念でした。玩鼓の可愛いところを余すことなく保存したい。長文部分はいつも通りです。
夏の幼馴染と、冬のカノジョ
→前からやってみたかったんや!!
※かりんさんのお世話がしたくなってきたぞ!!!!!
※EDパワポにしか見えねぇよwww
※今まで見てきた感じで、割と純粋に攻略したい順番で攻略順決めました。
光・シュヴァルツカッツェ→寄忍 由良利→叶野 夢→厳正院 玩鼓→花園 かりん
光・シュヴァルツカッツェ 70
→ツンツンしてるけど、素直じゃないだけで、絶対いい子だと思います。
→でもめんどくさいなこの子!?
→めんどくさいけど、いい子でした。それ以外に言う感想が全く思いつかないのがアレですけど。
割と王道な構成で、短めではあるけれどちゃんと作られていたようには思います。これから先もこの文章何度もここに書くことになりそうですけれど。
※EP加点なし
寄忍 由良利(よしの・ゆらり) 72+1
→無口だけど、感情には素直なので、絶対可愛いヒロインだと思います。
※素直過ぎて教育に悪いですね……いいぞもっとやれ。
※このルートでの理事長と主人公の会話みてると、あつのルートが楽しみで仕方なくなるw
→ヒロインの属性的には、イベントもシーンもまさにほしくなるものばっかりで、とってもおいしかったです。これだけのことをやってくれれば、少なくともそのこと自体に不満はでないだろう、というものだと思います。
→ただ、ちょっとあっさり感があるのは否定できないかと思います。もう少しシーンを入れ込んだ抜き系に振るならまだしも、一応はシーンの連発も自制し、丁寧に作っているように見える「非抜きゲー」にも思える作品からしたら、ちょっとさらっと書きすぎなのかなぁ、と、特に後半では、思わないこともありません。
※EPのCG、しゅき。
→加点+1
叶野 夢 68
→何だか腹黒いけど、そこは病弱妹なので、絶対可愛いところを見せてくれるんだと思います。
→まぁ、それなりにはかわいかったんじゃないですか……? ぼくがやっぱり、この属性の子が苦手なので、どうしても、先に眠気が来てしまいますから、まともなことはいえたものじゃないんですけれど……
実妹ルートをあとくされなく書き切ったという意味では、その手の話が好きな人にはいいんじゃないかと思います。点数は僕の好みの問題で下げちゃってますけど、ホント、出来は悪くありません。
厳正院 玩鼓(あつ) 75
→いろんなものに縛られちゃってるせいでお堅く近寄りづらい印象になっちゃっているけれど、間違いなく普通にかわいい子だと信じています。とりあえず、初見で読める気が全くしませんでした。
○なにこの子。かわいい…… なんだこの駄々っ子。
→……ホントに可愛すぎんか……
→相変わらず、先までのルートといっしょで、設定こそいいものの、要素要素の描写が簡素に過ぎて、ちょっと物足りないところがあるという感じではあると思います。だけど、「疎遠になった幼馴染と何かがきっかけで縁を戻す」というような、設定を登場させるだけで、もう十分に描写として足りているというような設定もあるわけで。それがちょうど現れているのがこのルートだからこそ、面白く感じられてしまうんだなと、強く思います。
→とにもかくにも、設定の完全勝利です。つよい。
※エピローグのシーン自体はいいんだけど……CGが残念過ぎる……(加点なし)
花園 かりん 66
→こんなに素直な子、今時いないよ!っていうくらいの女の子なので、間違いなく要介護だと思います。
→一緒に遊ぶ幼馴染、から、相思相愛の恋人関係へ、という変化を描くまではまだよかったかなとは思うのだけど。そこからちょっとしたデート等以外には、恋愛イベントすらもほとんど何も起こらなかったものだから、本当にあっさり終わってしまった感じです。
先の4人についてはまだ、自分の夢に向かうということや、乗り越える壁があるなどの、お決まりの展開が、一応は入っていたものですから、なんとなく「お話」として読めていた感じはあったのですが。このルートには、それが全くなかったので、エンディングムービーが流れたときはまさに「拍子抜け」という感じでありました。
ヒロインとして、登場人物としてはいいキャラクターを持っていただけに、本当にもったいない……ただただもったいない……
ハーレム?
→オチ。
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点数
(70+68+73+75+66)/5
=70.4
≒70