良くも悪くもファンディスク。前作までのシリーズでキャラクターにほれ込んだ人ならばやった方がよい。その他の方は任意。正直、今後のゲーム展開次第で必須に変わるか不要に変わるかは皆目見当がつかない。内容そのものとして見ればヒロインとのイチャラブと一部ヒロインは前作までに消化しきれなかった話の回収。長文部分はシリーズ全体に関連しての個人的なミニミニ考察のメモ書きと軽い捕捉。
先に補足から。
全体の流れとしては特に疑った見方をする必要もなく、純粋に風見学園での前世からの因縁あるヒロインたちとの春夏秋冬の物語ととってもらって差し支えないだろう。
前作との関連度としては 立夏>葵>>シャルル>>サラ>姫乃 と言ったところだろうか。
姫乃ルート個別は半分以上が清隆との入れ替わり状態のため、苦手な方は注意。俺的にはうれしいけどこの展開何故入れたし。清隆にボイスがない以外地味においしい出来だったのもなんか複雑。
考察部分に関して
☆正義の魔法使い=おそらくは音姫の娘?
・「鬼」の呪いは、由姫→音姫と流れているのではないか。
正義の魔法使いが「葛木」という名前に聞き覚えがないのは、由姫→音姫の間でその話が出なかった可能性がある。とすれば、「葛木」がこうも関わってしまったのは、偶然なのか?
→由姫関連の話がどこかで補足される可能性を示唆している?
→発展するに、姫乃は結局鬼を受け入れたのちにどうなったのかという結論に転ずる。
→姫乃が由姫と血縁の可能性?
→余談だが、そうすることにより姫乃の料理上手の血が由姫に受け継がれ、純一と音夢の息子である旦那に潜在的に受け継がれた「かったるい」の血があることを勘案すれば、この二人から生まれた二人の娘、「音姫」と「由夢」がそれぞれの血を引くのも納得か?
・正義の魔法使いと病院で出会えたのは結局、音姫の見舞いなのではないか。
・余談だろうが、あそこで勤めているゆずの友人の看護師=ななかだろう。根拠としてはDC3R「桜風のアルティメットバトル」にて、看護学校に進学とされていることより。
★「成長した」さくら?
さくらという存在が未だにどのような位置に位置する人物なのかは不明であるが、前述「桜風」で3の世界から帰還後は、1~2の間で自身に使用した魔法をやめたのではないか。(もしくは、3でリッカがその魔法を使用していることを明らかにしたことを理由に、その魔法を適用していたことを根拠づけようとする事実の適示となるのか)
→だとすれば、魔法を使用し続けた理由はどこにあるのか
→純一・音夢関連で何か?
→音夢が義妹となった経緯にも何か関連が?
★桜の魔力の消失
・作中では、桜を植える目的の達成によりその魔力を失ったとされた。
→ならば、それまでの魔力の目的はすべて再会のために費やされたのか?
→2で桜より生み出された存在、「桜内義之」は、つなげるものとして生まれた可能性?
→だとすればどこに?
△他作品との関連?
桜の木は、「風見鶏公式新聞部」を手繰り寄せるのを最大の目的とする、「メモリー」
→もしかすれば、他ファンディスクの正史以外とされるストーリーは、想像上のモノではなく桜のメモリーゆえ?
△文化祭映画について
SC,FLから生まれたものであると仮定するならば、すべて義之と寄り添うヒロインが異なることになる
→DXにおいても言及された、パラレル解釈の可能性?
→桜の木は、すべてを観測する?
△葵の虚弱体質について
解呪後の葵のその後については、作中でも憶測程度にしか言及されていない。
この後のシリーズの展開で何かが明かされればよいが、結局は本筋の傍論なのか。